スホーイ Su−1/3戦闘機

Sukhoi Su-1/3
Сухой Су-1 / Су-3


ソビエト赤軍

Su-1
(上写真)Su−1 / (下写真)Su−3
Su-3
 現在はロシア最大の戦闘機メーカーへと発展したスホーイ設計局(OKB)が最初に開発した戦闘機。 高度10,000メートルまで8〜10分で到達でき、高々度(高度10,000メートル付近)で600 キロ/時の最高速度を発揮する迎撃戦闘機というコンセプトで開発された機体で、胴体の一部が木製(ベー クライト合板張)だったが、エンジンは排気タービン2個を搭載するものを搭載した。
 1939年から−330の呼称で開発が始まり、1940年(5月もしくは12月説がある)に 原型機が初飛行した(この原型機は同年末にSu−1と改称した)。翌年ドイツ軍が侵攻してきたため試験飛 行などを中止して機体を疎開させようとしたが、その途中で破損・放棄されたためSu−1は原型1機のみの 製造で終わっている。
 その後−360の呼称でSu−1の複製製作が命令されたが、ハーロフ工場の技師P・D・グルシナ (П.Д.Грушина)の手により改設計された主翼が搭載されたため制式名称 は新たにSu−3が与えられている。この機体は1942年に初飛行したが、Su−1と同じく排気タービ ンの不調に悩まされ、結局開発中止となってしまった。

機体詳細データ(Su−1:一部数値は設計値)
全長 8.42m全高 2.71m
全幅11.60m翼面積20.00m2
自重2,495kg最大重量2,875kg
最高速度641km/h(高度10,000m)上昇限度12,500m
航続距離720km巡航速度526km/h
発動機クリモフ M-105P 2TK-2液冷V型12気筒 1,100馬力×1基
乗員数1名総生産機数1機
武装7.62mm機銃×2、23mm機関砲×1、100kgまでの爆弾
機体詳細データ(Su−3:エンジン、武装はSu−1と同じ)
全長 8.42m全高 2.71m
全幅10.10m翼面積18.00m2
自重2,496kg最大重量2,992kg
最高速度638km/h(高度10,000m)上昇限度11,900m
航続距離700km巡航速度570km/h
乗員数1名総生産機数1機
主要タイプ I-330:最初の開発コード
Su-1:I-330から改称した原型機呼称
I-360:Su-1の複製改良型開発コード
Su-3:I-360から改称した原型機呼称