ブラックバーン シャーク雷撃機

Blackburn B-6 "Shark"

英国艦隊航空隊 他

Shark
ブラックバーン・シャーク雷撃機

 英国航空省が出した仕様書S.15/33に応えるため、ブラックバーン社が自社のM.1/30Aを 基礎に自主開発した雷撃機。1933年2月に初飛行した自主開発機の性能が良好だったので、B−6 と命名した原型機を製作、同年11月に海軍の航空機武装試験場にて性能試験が開始された。
 1934年には 空母カレイジャスへの 着艦試験も無事合格し、さっそく生産契約が締結された。しかし翌年には ソードフィッシュ雷撃機が採用され たため、当機の生産はたったの3年ほどで終了してしまった。第二次大戦開戦時にも少数が艦上雷撃・ 偵察機として使用されていたが、順次ソードフィッシュに交替していったため現役期間は約6年と非常に 短かった。
 なおカナダでライセンス生産された水上機型のシャークIIIは1944年頃まで現役に留まり、その後は 英国航空観測学校へ教材として引き渡されている。

機体詳細データ(シャークII)
全長10.74m全高 3.68m
全幅14.02m翼面積45.43m2
自重1,832kg最大重量3,651kg
最高速度241km/h(海面高度)上昇限度4,875m
航続距離1,006km巡航速度190km/h
発動機アームストロング・シドリ「タイガー」VI 空冷星形複列14気筒 760馬力×1基
乗員数2〜3名総生産機数238機(英国海軍納入数)
武装7.7mm機銃×2、航空魚雷×1または爆弾最大2,000lb(907kg)(通常は1,600lb(725kg)爆弾×1)
主要タイプ B-6:原型機および生産型の社内呼称
Shark I:タイガーIV(700hp)エンジン搭載の初期生産型
Shark II:タイガーVI(760hp)エンジン搭載の改良型
Shark IIA:ポルトガル向け水上機型。タイガーVIC(700hp)エンジン搭載(6機)
Shark III:ブリストル・ペガサスIII(800hp)エンジン搭載の最終生産型
Shark III(Canada):カナダボーイング社によるライセンス機。ペガサスIXエンジン搭載