ブリュースターSBA/海軍航空工廠SBN 艦上爆撃機

Brewster SBA / NAF(Naval Aircraft Factory) SBN

合衆国海軍航空隊

XSBA-1
NACAで試験されるXSBA−1原型機(Photo NASA-LaRC所蔵)

 1930年代半ばに艦上偵察/爆撃機として開発された機体。機体設計はブリュースター社が行い、 全金属製セミモノコック構造の中翼単葉引込脚の3座単発機として完成した。
 1936年4月に完成した原型機は同社のF2A戦闘機と 同様の降着装置を持ち、ダイブブレーキ兼用の穴あきフラップを装備していた。当時各国が使用して いた同種機に比べ高い性能を示したため制式採用となったが、ブリュースター社の生産能力が低かっ たため当機の量産は海軍航空工廠(NAF)が行うこととなった(そのため機種名もSBNへ変更さ れた)。
 量産の準備に手間取り量産機が送り出されたのは1941年になってからのことで、その頃には陳 腐化していた当機だったが、第8雷撃飛行隊(VT−8/ 航空母艦ホーネット(初代)所属) の初代装備機として配備された。しかし、 すぐに優秀なSBDドーントレスが 登場したため当機は第一線任務から退き、練習任務に使用されるようになっている。

機体詳細データ(SBN−1)
全長 8.43m全高 2.62m
全幅11.89m翼面積24.06m2
自重2,445kg最大重量3,066kg
最高速度409km/h上昇限度8,625m
航続距離1,633km巡航速度不明
発動機ライト XR-1820-22「サイクロン」空冷星形9気筒 950馬力×1基
乗員数 3名総生産機数31機
武装12.7mm機銃×1(前方固定)、7.62mm機銃×1(後方旋回)、500lb(227kg)爆弾×1
主要タイプ XSBA-1:原型機呼称。ブリュースター社製造(1機)
SBN-1:量産型呼称。海軍航空工廠製造(30機)