PWS 26練習機

PWS 26

ポーランド空軍 他

PWS26
ポーランド国立航空博物館に展示されているPWS26(復元機)

 PWS(Podlaska Wytwórnia Samolotów:ポーランド航空機工場)が開発した複葉練習機 PWS12およびPWS14から発展したPWS16を改良した機体。PWS16(及び改良型PWS 16bis)に急降下爆撃(といっても練習用の軽爆弾使用)が可能なように機体構造を強化する改修を 加えた当機は1937年頃から練習部隊へ配備が開始され、1938年に生産が終了した。
 1939年にドイツがポーランドへ侵攻した際に数十機が捕獲され、ドイツ軍の練習機や連絡機とし て使用されたほか、新造した機体のうち一部がルーマニアへ売却されている。だが大半の機体はポーラ ンド東部に侵攻したソビエト軍に捕獲されており、ソビエトでも練習機として使用されたようだ。しか し両軍とも訓練などの後方任務に従事させたため当機が戦場で敵味方となって相見えることは無かった。

機体詳細データ(PWS26高等練習機)
全長 7.03m全高 2.75m
全幅 9.00m翼面積24.00m2
自重 850kg最大重量1,160kg
最高速度215km/h(海面高度)上昇限度4,600m
航続距離460km巡航速度172km/h
発動機ライト社製「ホワールウィンド」J5星形空冷9気筒 250馬力×1基
(ただし搭載されたのはアビア社でのライセンス生産品)
乗員数2名総生産機数250機(PWS26のみ)
(320機説あり)
武装7.92mm機銃×1、演習用12kg軽爆弾×2搭載可能
主要タイプ PWS16:PWS12/14から発展した複座複葉練習機(20機)
PWS16bis:PWS16の改良型。背面飛行が可能なように燃料ポンプを改良(20機)
PWS26:PWS16(bis)改良の武装練習機(250機)