ポテ 58連絡(汎用)機

Potez 58

フランス空軍

Potez 580

Potez 585
(上段)民間飛行クラブ所属のポテ585/(下段)フランス空軍のポテ585

 ポテ社が戦前に開発した高翼汎用機シリーズの最終型となる機体。操縦士1名と乗客2名を載せることの できる旅行機として人気のシリーズだったが、当機の大半はフランス空軍が連絡機(もしくは汎用輸送機) として導入している。
 これまでのシリーズ同様の高翼単葉機で、前縁隙間翼を持つ主翼は折りたたむことも可能な構造になって おり、降着装置は強化され車輪覆いが標準装備となっている。初期生産型となるポテ580は旅行機として 民間飛行クラブなどに納入されており、1機は担架と看護人を搭乗させる患者輸送機の実験機に改造されて いる。続いて製作されたポテ585のうち99機はフランス空軍に納入され、連絡機として使用された。
 なお、ポテ585はエンジンがタウネンド式環状覆いで覆われているため、580との識別は容易である。

機体詳細データ(ポテ585)
全長 7.44m全高 2.36m
全幅11.30m翼面積19.00m2
自重 515kg最大重量 910kg
最高速度190km/h上昇限度6,000m
航続距離 750km巡航速度160km/h
発動機ポテ6Ba 空冷星形6気筒 130馬力×1基
乗員数3名総生産機数202機+原型
武装武装なし
主要タイプ Potez 58:原型機
Potez 580:初期生産型。ポテ6Bエンジン(120hp)搭載(80機)
Potez 584:DHジプシー・メジャーエンジン(120hp)搭載モデル。尾輪装備(4機)
Potez 585:主要生産型。ポテ6Baエンジン搭載(108機)
Potez 586:585の客席拡大型。1+3名の4座となった(10機)