ポテ 230戦闘機

Potez 230

フランス空軍

Potez230
ポテ230原型機

 A.N.F.社のミューロー190試作戦闘機を参考にポテ社が試作した単座軽戦闘機。木製 構造の機体だが、強度を増すため主翼部分にボックス構造を採用している(ボックス構造の採用 は当機が世界初だと言われている)。
 イスパノスイザ社製のエンジンは同時代の戦闘機が搭載するものより出力で劣っていたが、機 体の空力学的洗練が優れていたため性能的には他機に劣ることは無かった。しかし残されている データによると航続距離(航続時間(作戦行動での航続時間))は短いように感じる。生産型で は20ミリ機関砲(プロペラ軸を利用したモーターカノン)と7.5ミリ機銃の搭載が予定されていた。
 原型機は1940年初頭(1月もしくは3月説がある)に初飛行したが、直後におこった独軍 のフランス侵攻のため原型1機のみの製作に終わり、唯一の原型機は独軍が接収して本国に持ち 帰り、ボックス構造の研究材料・強度試験に使用した。

機体詳細データ(ポテ230:一部データは計画値)
全長 7.57m全高 2.18m
全幅 8.74m翼面積10.97m2
自重不明最大重量1,800kg
最高速度560km/h(高度5,000m)上昇限度不明
航続時間1時間30分巡航速度不明
発動機イスパノスイザ 12Xcrs液冷V型12気筒 690馬力×1基
乗員数1名総生産機数1機
武装7.5ミリ機銃×4、20ミリ機関砲×1
主要タイプ Potez230:木製軽戦闘機。原型機のみ製作