ヘンシェル Hs126偵察機

Henschel Hs126

ドイツ空軍

Hs126
ヘンシェルHs126B−1

 ヘンシェル社のHs122高翼機を発展させた短距離偵察機。新設計の主翼と片持ち主脚、操縦席 覆いを装備した機体として完成させている。原型1号機はHs122Aを改修したものであった。
 原型3号機(出力強化・武装搭載型)がベースとなった生産型は1937年から ハインケルHe46の後継として 偵察部隊への配備が開始され、第二次大戦が開戦する頃には偵察部隊の機種改編はほぼ終了していた。 またスペイン内乱ではコンドル軍団の偵察機として使用されている。
 大戦初期には偵察任務に使用されていたが、1942年頃から後継機として選定された フォッケウルフFw189偵察機に 交替していき、グライダー曳航や夜間対地攻撃(俗に言う「いやがらせ爆撃」)に使用された後は順次 引退していった。

機体詳細データ(Hs126B−1)
全長10.85m全高 3.75m
全幅14.50m翼面積31.60m2
自重2,030kg最大重量3,100kg
最高速度355km/h(高度3,000m)上昇限度8,300m
航続距離 720km巡航速度不明
発動機ブラモ「ファフニール」323A-1 星形空冷9気筒 850馬力×1基
乗員数2名総生産機数600機以上(913機説あり)
武装7.92mm機銃×2(前方固定、後方旋回各1)、10kg爆弾×5または50kg爆弾×1
主要タイプ Hs126a:原型1号機。Hs122A改造、ユモ210エンジン(610hp)搭載
Hs126b:原型2〜3号機。ブラモ323A-1エンジン搭載。3号機には武装搭載
Hs126A-0:原型3号機に基づく生産前機(10機)
Hs126A-1:原型3号機に基づく初期生産型(65機)
Hs126B-1:無線機搭載の改良型。ブラモ323A-2エンジン(900hp)搭載型もある