グドコフ Gu−82試作戦闘機

Gudkov Gu-82
Гудков Гу-82


ソビエト赤軍

Gu-82
Gu−82原型機

 ラボーチキン達と共同でLaGG−3戦闘機を 開発したグドコフ[Михаил Иванович Гудков]が独自に開発したLaGG−3の改良型。同時期にグドコフ が抜けた後ラボーチキンとゴルブノフも共同で同様の機体開発を行っている(こちらの機体は LaG−5の項を参照のこと)。
 胴体はLaGG−3の設計をそのまま使用しエンジンを空冷星形に換装した当機だったが、開発(生産)コストを 抑えるためカウリングやプロペラはSu−2の ものを流用するなど徹底的なコスト抑制策が取られている(単にLaGG−3の機体にSu−2のエンジン部をくっ つけただけのような気もするが)。
 原型1号機は1941年9月に完成したが、独軍の侵攻を受けたため翌月に製造工場ごと疎開が行われ、初飛行は 延期となった。そのうえ当機が初飛行できない状況のうちにライバル機であるLa−5(開発陣からゴルブノフも抜 けたため呼称が変更されている)の採用・量産化が決定し、当機は原型のみの製作で終わっている。

機体詳細データ(Gu−82:一部数値は計画値)
全長 8.71m全高 4.40m
全幅 9.80m翼面積17.50m2
自重2,700kg最大重量3,000kg
最高速度580km/h上昇限度9,600m
航続距離680km巡航速度不明
発動機シュベツォフ M-82 空冷星形複列14気筒 1,450馬力×1基
乗員数1名総生産機数1機(?)
武装12.7mm機銃×2、20mm機関砲×2
主要タイプ Gu-82:当機の開発呼称。82という番号は搭載エンジンのM-82から来ているとの説がある