ジェネラル・エアクラフト
GAL49/58ハミルカー輸送グライダー

General Aircraft GAL49/GAL58 "Hamilcar"

英国空軍

GAL49
GAL58
GAL49ハミルカーMk.(上段)/GAL58ハミルカーMk.X(下段)

 英国航空省が提示した空挺輸送用曳航式グライダーの仕様書に応えて設計開発されたジェネラル・ エアクラフト社のGAL49グライダーは第二次大戦中に400機以上が生産され、連合軍が第二次 大戦で実用した最大のグライダーとなった(この曳航式グライダーは通常 ハリファクス爆撃機により曳航された)。
 第二次大戦に参戦した主要国はたいてい侵攻用グライダーを開発しており、その多くがグライダー の動力型開発を必要と感じていた。ドイツの Me323や日本の キ−105などはその典型であり、 英国空軍も例外でなくGAL49を動力化した機体開発に着手している。
 正規有用過重の半分を搭載したときは通常航空機として、また過荷重状態では曳航離陸の際の補助 として使用できるエンジンを装備し構造を強化したGAL58が完成して、英国空軍は太平洋戦線で 対日本軍用に使用するための量産に着手したのだが、GAL49を改修した機体が終戦までに22機 完成しただけで、実戦に使用されることはなかった。

機体詳細データ(GAL49Mk.
全長20.73m全高 6.17m
全幅33.53m翼面積153.98m2
自重8,346kg最大重量16,798kg
最高速度240km/h(曳航限界300km/h)上昇限度3,960m
乗員数 2名巡航速度(曳航機により差がある)
機体詳細データ(GAL58Mk.X【非曳航時】)
全長20.73m全高 6.17m
全幅33.53m翼面積153.98m2
自重11,600kg最大重量14,700kg
最高速度不明上昇限度3,960m
航続距離不明巡航速度193km/h
発動機ブリストル「マーキュリー」XXXI 空冷星形9気筒 965馬力×2基
乗員数2〜3名?総生産機数412機(GAL49)+20機(GAL58)
武装武装なし(ビッカースMkVIIテトラーク軽戦車1両を搭載可能)
主要タイプ Hamilcar Mk.I:社内呼称GAL49。無動力の輸送用曳航グライダー
Hamilcar Mk.X:社内呼称GAL58。GAL49に動力装置を搭載した機体。実戦参加せず