フォッカー C XIV−W水上練習機

Fokker C14-W

オランダ海軍

Cxiv-W
フォッカーC XIV−W水上練習・偵察機(第19号機)

 オランダ海軍の複座水上偵察機開発要求により1925年に生み出されたフォッカーCXI−W水上 偵察機の設計を流用し、わずかに低馬力のエンジンを積んだこのフォッカーCXIV−Wはオランダ海 軍の練習機兼偵察機として1937年に登場した。CXI−Wとほぼ同様の武装をほどこしており、操 縦士用座席は風防付きの密閉式だが後部の銃手用座席は開放式となっていた。
 生産数は24機と少なく、そのうち11機はオランダ領東インド向けに振り分けられた。しかも1 940年にドイツがオランダへ侵攻した際にオランダ本国に残った13機のうち12機も荷造りされ 東インドへと送られており、最後まで本国に残った1機は5月22日に英国へ脱出した。
 だが東インドへ送られた機体は全て侵攻してきた日本軍により破壊されてしまい、実戦参加の機会 はほとんど無かったのである。

機体詳細データ(C XIV−W)
全長 9.55m全高 4.25m
全幅12.05m翼面積31.70m2
自重1,320kg最大重量1,950kg
最高速度230km/h上昇限度4,800m
航続距離950km巡航速度195km/h
発動機ライト R-975-E3 「ホワールウインド」空冷星形9気筒 450馬力×1基
乗員数 2名総生産機数 24機
武装7.9mm機銃×2
主要タイプ C XIV-W:生産型呼称。生産数はごく少数だった