コードロン C.600エーグロン連絡機

Caudron C.600 Aiglon

フランス空軍

C.600
民間飛行クラブ所属のC.600エーグロン

 1933年末に合併したコードロン社とルノー社の企業組合設計部長に就任した技術者マルセル・ リファール(Marcel Riffard)の手による複座単葉の軽飛行機。縦列複座の開放型座席(一部の機 体には密閉型風防を取り付けた特別注文の機体もある)を持つ木製合板張り構造の片持ち低翼単葉、 スパッツ付き固定脚機であった。
 優れた空力学的性質を持った機体は扱いやすさと高速発揮を両立させており、その操縦性の良さ から1930年代後半には何人もの女流飛行家により愛され、またフランス各地の飛行クラブなど でも重宝される機体となった。海外への輸出も行われており、スペイン(14機)、アルゼンチン (2機)、日本(1機)へのセールスに成功している。
 第二次大戦が勃発するとフランス軍は民間所有の機体を徴発し、連絡機として使用されている。

機体詳細データ(C.600)
全長 7.64m全高 2.89m
全幅11.38m翼面積14.51m2
自重 560kg最大重量 880kg
最高速度220km/h(海面高度)上昇限度4,000m
航続距離 700km巡航速度190km/h
発動機ルノー「ベンガリ・ジュニョール」4Pgi 水冷直列4気筒 100馬力×1基
乗員数2名総生産機数203機
武装武装なし
主要タイプ C.600:原型を含む主要生産型。4Pgiエンジン搭載(178機)
C.600G:デ・ハビランド「ジプシー・メジャー」エンジン(145hp)搭載型(5機)
C.601:ルノー4Peiエンジン(140hp)搭載型(18機)
C.610:胴体内燃料タンクを設置した単座長距離機(2機)