アームストロング・ホイットワース AW23試作爆撃/輸送機

Armstrong Whitworth A.W.23

英国空軍

A.W.23
AW23原型機

 ブリストル・ボンベイと 同様に、植民地で使用される爆撃・輸送兼用の機体として英航空省仕様書C26/31に基づいて設計 された機体。
 アームストロング・ホイットワース社は低翼単葉の双発機を提案、設計を行った。金属製構造の胴体 に布張りの主翼で、(アームストロング・ホイットワース社の機体として初の)引き込み式主脚が装備 されていた。
 1935年6月、完成した原型機により初飛行が行われ無事成功したが、搭載エンジンの信頼性不足 や生産の遅れから制式機にはブリストル・ボンベイが選ばれたため、同機は原型1機のみの生産に終わ っている。
 その後、原型機は民間の航空給油社[Flight Refuelling Ltd]に払い下げられ、空中給油の実験に従事 することになり、1940年2月には世界初の夜間空中給油に成功した。しかし同年6月にドイツ空軍 の爆撃を受け、地上で破壊されてしまっている。

機体詳細データ(AW23原型機)
全長24.61m全高 5.94m
全幅26.82m翼面積121.52m2
自重不明最大重量10,932kg
最高速度282km/h(高度1,828m)上昇限度6,096m
航続距離1,448km巡航速度不明
発動機アームストロング・シドリ「タイガー」VI 空冷星形複列14気筒 810馬力×2基
乗員数乗員4名+兵士24名総生産機数1機
武装7.7mm機銃×2(機首、尾部銃座各1)、爆弾2,000lb(907kg)搭載可能
または24名の兵員を輸送可能
主要タイプ A.W.23:原型機のみ製作された爆撃/輸送兼用機