アエロ A.100偵察爆撃機

Aero A.100

チェコスロバキア空軍 他

A.100
チェコスロバキア空軍のA.100

 チェコスロバキア空軍が1933年に完成させた複葉偵察/軽爆撃機。鋼管溶接布張りの 胴体に木製主翼を持つ固定脚機で、500キログラムまでの爆弾を主翼下に搭載できた。
 1935年までに44機(48機説あり)が製造されたが、その後はエンジンを強化した A.101へ生産はシフトした。A.101は爆弾搭載量を800キログラムまでに強化さ れていたが、すでに複葉機の時代は終わりつつあったため1935年頃には製造終了している。
 スペイン内乱において共和派軍が輸入した機体(A.101が主)は輸送途中で反乱軍(フ ランコ軍)に奪われ、共和派軍へ牙をむいた。しかしチェコスロバキア本国の機体(A.1 00が主)は、ドイツ併合の影響であまり活躍することなく終わっている。

機体詳細データ(A.100)
全長11.08m全高 3.60m
全幅14.70m翼面積44.30m2
自重2,040kg最大重量3,220kg
最高速度270km/h上昇限度6,500m
航続距離900km巡航速度不明
発動機アビア Vr-36 液冷V型12気筒 740馬力×1基
乗員数 2名総生産機数100機程度(A.101含む。諸説あり)
武装7.92mm機銃×4(前方固定2、後方旋回2)、爆弾500kg搭載
主要タイプ A.100:V12型エンジン搭載の主要生産型(44機(48機説あり))
A.101:イゾッタ・フラスキーニ・アッソ1000(W型18気筒:800hp)搭載の出力強化型(50機(29機説あり))
Ab.101:A.101のエンジンをイスパノスイザ12Ydrs(750hp)に換装した機体
A.104:Ab.101の操縦席を密閉式とした試作機。試作のみ