[さ]
[し] [す] [せ] [そ]




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ジェット (jet)
 日本語に訳すと『噴射式推進』か?通常はジェット推進の航空機もしくはそのエンジンを指す。エンジン前方から空気を取り込み、エンジン内でその空気を圧縮、気化させた燃料を混合して着火させ、後方から勢いよく噴射させることで推力を得る。第二次大戦の前後に開発された技術であるが最初に実用化したのはドイツ空軍であった。⇒ターボプロップ ⇔レシプロ



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ステルス (stealth)
 レーダーやソナーによる探知を極力抑えるための技術。レーダー波の反射を抑えたり反射方向を変化させることで被発見率を減らす。機体形状によるものや塗料によるものなど多岐にわたる。これにより被発見率を減らすことで隠密行動を可能とする。
ストール (stall)
 日本語に訳すと『失速』。航空機が揚力や推力を生み出せなくなり制御できなくなる状態。軽度のものであれば操縦士の技能により回復させることができるが、キリモミやエンジン停止などが複合すると墜落の恐れも出てくる。



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成形炸薬弾 (HEAT)
 英語ではHigh Explosive Anti Tank、略してHEAT(ヒート)と呼ばれる。また対戦車榴弾とも呼ばれることもある。着弾時に弾頭先端から爆発ガスを噴出して装甲を溶解貫徹し、内部に高温ガスと溶解した金属を吹き込む。モンロー効果(爆発ガスによる金属穿孔)とノイマン効果(火薬を漏斗状に成型することで爆発ガスを一点に集中させる)を組み合わせた弾薬である。通常の砲弾は飛翔安定のため回転しながら飛ぶが、砲弾の回転はモンロー効果の威力を減じる。そのため砲弾に回転を与えず飛翔安定させるためのフィン(羽根)付きのものもあり、こちらはHEATFS(HEAT Fin Stabilized:フィン安定式成形炸薬弾)と呼ばれる



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層流翼
 翼の断面形を工夫して翼表面に接する空気の流れを乱れのない状態(層流)に保ち、摩擦抵抗を減少させる翼形のことで、1930年代に理論は発見されていたが揚力の減少や失速特性の悪化など問題も多く、実用的な層流翼の開発は1940年代に入ってからであった。翼の厚みと翼の前後の幅の比率が30%前後なのが通常の翼であるが、層流翼は40%程度である。
ソナー (SONAR)
 Sound Navigation and Rangingの略。日本語では「水中探信儀」と言う。音波を利用して水中目標を探知する機器で、聴音専用で方位などを探知するパッシブ・ソナーと音波を発射しその反響音を測定することで目標の方位や距離を探知するアクティブ・ソナーがある。主に潜水艦の索敵探知に使用されるが、魚群探知や機雷捜索などにも使用できる。
ソノブイ (sono bouy)
 正式にはARSB(Airborne Radio Sono Bouy)と呼ばれ、日本語では「航空用聴音浮標」となる。航空機から海面上へ投下される潜水艦を探知するためのソナー機構を組み込んだブイ(浮標)のこと。収集したソナーのデータを航空機へ送るための通信装備も搭載されている。1基あたり百万円台〜数百万円と高価であるため使い捨てせず、作戦や訓練終了後は可能な限り回収される。
(※前述の記事は四半世紀ほど前の資料本などを参考に記述したものでしたが、当サイトの読者様から「最近の会計検査院資料の記事や、入間基地で聞き込んだ隊員からの話によると1本あたり十数万円程度である。また回収しての再使用も無い。」との指摘を頂きました。技術の進歩によりコストダウンが可能となったのでしょうか、それとも買い叩いてるんでしょうか(苦笑))