潜水艦見学ルポ(?)


2002年7月20日に、大分市大在公共埠頭に寄港した海上自衛隊潜水艦「はるしお」の
艦内見学に行って来ました。艦内は撮影禁止だったので写真が少ないのですが。


正面 艦前方斜め前からのショット。天気が悪かったのでイマイチ暗い写真になりました。


ソナー 艦首部にある逆探知用パッシブソナー。停泊中なので引き込まれた状態ですな。


正面 埠頭から見上げた司令塔。思ったよりデカイんです。あれの天辺までハシゴで上るのは大変そう。


後部 艦後方からのショット。にゅっと突き出した潜舵が目立ちます(これもデカイんだ)。


内部見学の詳細
 艦中央(司令塔後方)にあるハッチから艦内へ入りました。これがまたハシゴで、高所恐怖症のオレっちにはキツイ話。
 入ってすぐに士官室(食堂を兼ねる)があり、同行したルチ師は艦長席(テーブル上座にあるふつうの椅子)に座ってご満悦(笑)。潜水艦の中ってディーゼル臭と生活臭が混じった不思議なニオイがしますね(士官室に居た航海士の話によると、衣服に染みついたらとれないニオイだそうです)。
 その隣が発令所、思ったより狭い…レーダーやソナー系の表示板とか操舵席の深度計にはカバーがかかってました(機密ですね)。第一潜望鏡(昼間用)を覗かせて貰いました。結構よく見えます。さすがニコン製ですな。発令所の天井にはパイプやバルブがイッパイ。乗員はどのパイプが何の役目を果たしているか知らないといけないそうで…あれはウチの職場のネットワーク配線より複雑みたいだぞ(笑)。発令所の床は騒音防止のためかゴム製でした。ふよんふよんとした踏み心地が何とも言えず。
 発令所から艦前方へ急なラッタル(階段)を下ると居住区。うわ、狭いし3段ベッドだし…乗員の方は大変です。途中途中にあるハッチもくぐりにくいし。胴回りの太いオレやoota氏にはキツイ空間です。
 発令所の下は魚雷室。うわ533ミリ魚雷ってこんなにデカイんだ。左右3段ある装填機の最下段にはハープーンのキャニスター(収納筒)がありました。魚雷室の床下にはバッテリーが収納されているそうです。うむ、やはりディーゼル潜水艦のキモはバッテリーですからな。む、装填機の下に鉄アレイを発見。聞くとトレーニング用だとか(笑)。なんでも魚雷室中央が艦内で一番広い空間だそうで…ダンベルを振り回すスペースがココしか無いのか。
 魚雷室の後方は兵員(あ、自衛隊では科員か)食堂。狭いスペースを有効活用するため長いすの中にもタマネギやジャガイモが収納されてました。もちろん伝統の金曜日のカレーは潜水艦でも健在だそうです(案内の3曹いわく「昨日(金曜日)の昼食がカレーでした」とのこと)。食堂の定員は20名ほど。6時間勤務の3交代制(6時間勤務したら12時間の休憩)なので順次交代で食事をするそうです。
 艦の最後部は機械室。ココも狭い…ディーゼル機関作動中は室温が40度ぐらいになるとか。それでも最低エンジン1基に1名(だから最低2名)は付いていないとイケナイとか。シュノーケルを利用した潜水中のディーゼルエンジン作動時には艦内ハッチを開けておきエンジンの吸気を利用して艦内の空気を循環させるそうです(もちろん排気は外へです)。
 機械室にあるハシゴを上って艦外へ。先ほど艦内へ入ったハッチの後ろにあるハッチから出ます。だからハシゴは苦手なんだってば(苦笑)。ちなみにハッチにもグリーンのカバーがかけられていました。なんでもハッチの構造や厚さも機密なんだって(見る人が見ればスペック上の最大潜航深度が判ってしまうとか)。
 水中では三次元に行動できる潜水艦ですが、艦内のスペースも結構三次元に区切られてまして、上ったり降りたり大変でした。ちなみに艦内の不思議なニオイは服に染み付きました(笑)

(オマケ)
パジェロ〜 受付の手伝いに来ていた地方連絡部の陸自パジェロ。運転席のビーズカバー(ホントはなんて名前だろ?)がオヤジ臭いです。


ルチ師 波止場に付き物の出っ張り(これも正式名称不明)にてお決まりのポーズを決めるルチ師。顔は公開されたくないのでモザイク入り。


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