シャーク(初代)型 潜水艦

"Shark(1)" Class Submarines ("P" Class 2nd group)

アメリカ海軍 アメリカ海軍


USS Tarpon(上構内発射管増設後)
「ターポン」(上構内発射管増設後の姿)
スペックデータ
排水量(水上):1,316t排水量(水中):1,968t全長:(全)90.86m
出力(水上):5,200hp出力(水中):2,085hp全幅:7.65m
最大速力(水上):19.5kt最大速力(水中):8.25kt吃水:4.22m
航続距離(水上):10ktで11,000浬航続距離(水中):5ktで50浬乗員数:50名
燃料搭載量:重油296t(86,675ガロン)安全潜行深度:75m
主機関:ディーゼル機関×7基(主機Winton製(1,300hp)×4、補機GM製×3)+Elliott製電動モーター×4基、2軸推進
     (大戦中に主機をGM製(1,200hp)×4基へ換装)
武装:
《魚雷16発搭載》21inch魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
50口径3inch単装砲1基、12.7mm機関銃2基、7.62mm機関銃2基
(Tarponは大戦中に上構内へ魚雷発射管2門を増設。計8門、魚雷搭載数18発)

同型艦名(2隻)
シャーク(初代)[Shark(1)]ターポン[Tarpon]

シャーク(初代)型潜水艦について

 「ポーパス」型と同じく1934年度計画で建造されたモデル。同じ”P”型(艦名から言うと”P”型とは判断しにくいが、実際竣工時にはそれぞれP−3、P−4のナンバーが振られていた)の第二グループとして位置づけられている。しかし「ポーパス」型が旧来のダブルハル&リベット接合船体であったのに対し当クラスは単殻船体かつ全溶接構造という全く異なった構造を持っている。

 米海軍初の全溶接構造潜水艦ではあったが、搭載する機関や性能は「ポーパス」型と同じでありエレクトリックボート社(GD社の傘下にこそなったが現在でも米国随一の潜水艦メーカー)による全溶接艦の習作とも言えるモデルであった。
 第二次大戦では他の潜水艦同様に哨戒や通商破壊などの任務に従事したが、「シャーク」は1942年に戦没している。


シャーク(初代)型潜水艦の歴史
シャーク(初代)[Shark(1)] (SS-174)
1933年10月24日エレクトリックボート社[Electric Boat]にて起工
1935年 5月21日進水
1936年 1月25日竣工
 カリブ海や太平洋にて任務に従事
1941年12月〜太平洋戦争開戦により東南アジア方面にて哨戒などに従事
1942年 2月 8日マカッサル海峡方面へ進出する命令を受領後、消息不明となる
(2月11日日駆「山風」がシャークらしき潜水艦と砲戦を行った記録がある)
       3月 7日亡失と認定。同年6月24日除籍
ターポン[Tarpon] (SS-175)
1933年12月22日エレクトリックボート社にて起工
1935年 9月 4日進水
1936年 3月12日竣工
 カリブ海や太平洋にて任務に従事
1941年12月〜太平洋戦争開戦により東南アジア方面にて哨戒などに従事
1942年 2月24日フロレス島近海にて座礁。島民の協力により離礁後、自力で帰還する
      10月オーバーホールを実施。上構内発射管の増設を実施
 戦線復帰後は中部太平洋や日本本土沖にて通称破壊任務などに従事
1943年10月17日日本本土(横浜)沖にて独特設巡「ミヒェル」[Michel]を撃沈
1945年11月15日退役。予備役艦となる
1947年 4月17日予備役訓練の練習艦となる
1956年 9月 5日除籍。翌年スクラップとして売却される


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