ポーパス型 潜水艦

"Porpoise" Class Submarines ("P" Class 1st group)

アメリカ海軍 アメリカ海軍


USS Porpoise
「ポーパス」(1930年代)
スペックデータ
排水量(水上):1,310t排水量(水中):1,934t全長:(全)91.75m
出力(水上):4,300hp出力(水中):2,085hp全幅:7.60m
最大速力(水上):19.0kt最大速力(水中):8.0kt吃水:3.99m
航続距離(水上):10ktで11,000浬航続距離(水中):5ktで50浬乗員数:50名
燃料搭載量:重油318t(93,129ガロン)安全潜行深度:75m
主機関:ディーゼル機関×7基(主機Winton製1,300hp×4、補機GM製×3(計2,085hp))+Elliott製電動モーター×4基、2軸推進
     (大戦中に主機をGM製ディーゼル機関(1,200hp)×4基へ換装)
     (Pompanoは主機 Hooven-Owens-Rentschler製×4基、補機GM製×2+Allis-Chalmers製電動モーター×4基)
武装:
《魚雷18発搭載》21inch魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
50口径3inch単装砲1基、12.7mm機関銃2基、7.62mm機関銃2基

同型艦名(3隻)
ポーパス[Porpoise]パイク[Pike]ポンペーノ[Pompano]

ポーパス型潜水艦について

 軍縮条約の制限や機動性能の確保という観点から航洋型潜水艦の小型化を行った米国海軍であったが、「ケシャロット」型では小型すぎると感じたため、太平洋域での作戦用に「ドルフィン」と同程度のサイズを持つ艦を建造することにし、”P”型として1934年度以降の計画で建造が予定された。
 当クラスはそのうち第一グループに分類される(計画年度の違いから「ポンペーノ」は第三グループとしている資料もある)もので、船体は旧来通りの鋲接(リベット接合)で建造されている。機関は各軸に2基ずつのディーゼル発電機を接続したディーゼルエレクトリックで、この発電プラントの安定化のため空調設備が常設された(この空調設備は艦内乗員の居住環境も改善しており、当クラス以降の米潜水艦は世界一居住環境が優れていると言われるようになった)。

 大戦中期頃まで作戦に投入されていたが新造艦が多数就役するにしたがって第一線から退き、ニューロンドンの潜水艦学校などで訓練任務に従事することが多くなっている。


ポーパス型潜水艦の歴史
ポーパス[Porpoise] (SS-172)
1933年10月27日ポーツマス海軍工廠[Portsmouth Naval Shipyard]にて起工
1935年 6月20日進水
       8月15日竣工
 太平洋にて任務に従事
1941年12月〜開戦後は南太平洋などで哨戒・通商破壊に従事
1945年11月15日退役。予備役艦
1947年 5月 8日予備役練習艦として再就役
1956年 8月13日除籍。スクラップとして売却される
パイク[Pike] (SS-173)
1933年12月20日ポーツマス海軍工廠にて起工
1935年 9月12日進水
      12月 2日竣工
 太平洋にて任務に従事
1941年12月〜開戦後は南太平洋などで哨戒・通商破壊に従事
1945年11月15日退役。予備役艦
1946年 9月予備役練習艦として再就役
1956年 2月17日除籍。スクラップとして売却される
ポンペーノ[Pompano] (SS-181)
1936年 1月14日ポーツマス海軍工廠にて起工
1937年 3月11日進水
       6月12日竣工
 本土西海岸にて任務に従事
1941年12月〜開戦後は南太平洋などで哨戒・通商破壊に従事
1943年 8月日本近海にて通商破壊戦に従事。消息を絶つ
(触雷沈没説が有力だが、9月17日尻屋埼沖にて日軍機の攻撃を受け損傷し、
翌日日掃海艇「葦埼」の攻撃により沈没説がある)
1944年 1月12日亡失と認定。除籍


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