ケシャロット型 潜水艦

"Cachalot" Class Submarines

アメリカ海軍 アメリカ海軍


USS Cuttlefish
「カトルフィッシュ」(1934年頃)
スペックデータ
排水量(水上):1,110t排水量(水中):1,650t全長:(全)82.85m
出力(水上):3,100hp出力(水中):1,600hp全幅:7.32m
最大速力(水上):17.0kt最大速力(水中):8.0kt吃水:3.91m
航続距離(水上):10ktで11,000浬航続距離(水中):5knで50浬乗員数:43名
燃料搭載量:重油284t(83,290ガロン)安全潜行深度:75m
主機関:BuEng製(MAN式)ディーゼル機関×3基(主機1,535hp×2、補機440hp×1)+Westinghouse製電動モーター×2基、2軸推進
     (後に主機はGeneral Motors製ディーゼル機関(1,600hp)×2基へ換装された)
武装:
《魚雷18発搭載》21inch魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
50口径3inch単装砲1基、7.62mm機関銃2基

同型艦名(2隻)
ケシャロット[Cachalot]カトルフィッシュ[Cuttlefish]

ケシャロット型潜水艦について

 1932年度計画で建造された最後の”V”型潜水艦シリーズ。船体小型化を図った「ドルフィン」よりも更に小型化されているが、性能の低下がおきないよう新型のディーゼル機関が搭載されている。ただしこの新型ディーゼル機関は振動が大きく扱いづらかったため、後にGM製のものに換装されている。

 主に大西洋を作戦行動範囲として想定されていたが、米国潜水艦初の空調装置や魚雷戦用アナログコンピュータなどの新技術も投入され、万が一の際には太平洋へも進出できるとされていた。しかし結局、第二次大戦緒戦に大西洋での作戦行動は行ったものの、太平洋戦線へ投入するにはサイズが小型であるとして、大戦中期以降は潜水艦学校の練習艦などに使用されることが多かったようだ。


ケシャロット型潜水艦の歴史
ケシャロット[Cachalot] (SC-4/SS-170)
1931年10月21日ポーツマス海軍工廠[Portsmouth Naval Shipyard]にて起工。
計画艦名「V−8」、艦番号SC−4
1933年10月19日進水
      12月 1日「ケシャロット」の名で竣工。艦番号SS−170
 本土西海岸や太平洋にて任務に従事
1941年12月 7日真珠湾にて日本軍機の攻撃を受けるが損傷無し
 太平洋戦線にて哨戒・通商破壊などの任務に従事
1945年10月17日退役。同年11月1日除籍、スクラップとして売却される
カトルフィッシュ[Cuttlefish] (SC-5/SS-171)
1931年10月 7日ポーツマス海軍工廠にて起工。計画艦名「V−9」、艦番号SC−5
1933年11月21日進水
1934年 6月 8日「カトルフィッシュ」の名で竣工。艦番号SS−171
 太平洋にて任務に従事
1942年 1月〜太平洋戦争開戦時オーバーホール中。復帰後は太平洋の哨戒に従事
      12月〜潜水艦学校の練習艦として使用される
1945年10月24日退役。翌年7月3日除籍、スクラップとして売却される


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