航空母艦 レンジャー

Aircraft Carrier "Ranger"

アメリカ海軍


USS CV4 Ranger
スペックデータ
排水量:(満)18,000t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×6基 燃料搭載量:不明
全長:(全)234.39m
全幅:(船)24.43m 主機:Curtis式高圧蒸気タービン×2基、
    およびParsons式低圧蒸気タービン×2基、2軸推進
吃水:5.92m
出力:53,500hp
武装:
25口径5inch単装砲8基、40mmボフォース機関砲24基、
航空機最大86機搭載可能(設計値は70機)
最大速力:30.3kt
航続距離:15ktで7,000浬
乗員定数:1,788名 飛行甲板:234.39×33.35m、昇降機2基

同型艦名(1隻)
レンジャー[Ranger] 

航空母艦レンジャーについて
 アメリカ海軍が計画段階から航空母艦として設計・建造した最初の艦。これまで建造した 「ラングレー」「レキシントン」型空 母の運用経験を基に1931年度計画で建造が開始された。
 ワシントン条約による保有制限のため排水量は「レキシントン」型の半分に抑えられているが、開放 型格納庫の採用や航空機の露天係止により、搭載機数は「レキシントン」型とほぼ同じとなっている。 また飛行甲板を広く取るため起倒式煙突(日本の空母 「鳳翔」にも採 用された形式で、航海中は起てて使用するが航空機の発着艦時には倒して邪魔にならないようにする 煙突。あまり効果的では無かったと評価されている)を舷側に配置するなど、空母新造に際して試行錯誤 した跡が見受けられる。
 当初計画では同型艦5隻の建造が予定されていたが、ロンドン軍縮条約による予算削減のあおりを受 けて、ネームシップ「レンジャー」が建造されたのみに終わっている。
 第二次大戦では主に大西洋方面で活躍し、カサブランカ上陸作戦やノルウェー沖での哨戒活動を行っ ているが、基本的に大西洋方面では艦隊航空戦が発生しなかったため、戦役の大半は航空機輸送任務を して過ごしている。大戦末期になって太平洋方面へ進出したが、太平洋でも作戦任務に従事することは なく、航空機搭乗員の訓練任務に従事していた。

航空母艦レンジャーの歴史
レンジャー[Ranger](CV-4)
1931年 9月26日ニューポート・ニューズ造船にて起工
1933年 2月25日進水
1934年 6月 4日竣工
1935年〜米本土東海岸を中心に行動。各種訓練任務に従事
1940年〜第二次大戦に参加。大西洋方面で哨戒任務・航空機輸送に従事
1942年11月 8日トーチ作戦(北西アフリカ上陸)に参加
1943年初頭レーダー等の電子装備や対空火器の追加工事を実施
      8月〜英本国艦隊に編入される(艦籍は米海軍のまま、英艦隊の指揮下に入った)
     10月〜ノルウェー沖にて哨戒活動を実施
1944年 6月〜太平洋方面へ進出。搭乗員訓練に従事
1946年10月18日除籍。翌年1月スクラップとして売却される


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