ダビューク型 砲艦

"Dubuque" Class Gunboat

アメリカ海軍 アメリカ海軍


USS Dubuque
砲艦「ダビューク」(1943年)
スペックデータ(データは第二次大戦時のもの)
排水量:(常)1,084t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・石炭専焼×2基
      (1930年代に重油混焼へ改修)
燃料搭載量:石炭 200t
全長:(全)61.1m
全幅:10.7m 主機:Gas Engine Power社製三段膨張式レシプロ機関×2基、2軸推進
吃水:4.1m
出力:1,250hp
武装:
38口径5inch(12.7cm)単装砲1基、50口径4inch(10.2cm)単装砲2基、
52口径3inch(7.6cm)単装高角砲1基
最大速力:13.0kt
航続距離:不明
乗員定数:162名

同型艦名(2隻)
ダビューク [Dubuque]パデューカ [Paducah]

ダビューク型砲艦について

 二十世紀に入ってすぐの1903年に建造された旧式艦だが、第一次大戦と第二次大戦の両戦争に参加している殊勲艦でもある。1905年に相次いで竣工した当クラス2隻は、砲艦[Gunboat]17号および18号として米海軍に就役、カリブ海で任務に従事し、「ダビューク」は独立直後の政情不安なキューバへの内政干渉としてグアンタナモ湾へ進出している。

 1910年代以降の当クラスは、退役と再就役を繰り返しながら訓練任務や沿岸哨戒などに従事している。第一次大戦時には本国東海岸にて防潜網敷設や海軍士官学校の練習艦として使用され、第二次大戦時には沿岸部の哨戒や武装商船乗員の訓練に従事している。第二次大戦終結後に両艦とも除籍、解体処分となった。


ダビューク型砲艦の歴史
ダビューク [Dubuque](AG-6 → IX-9 → PG-17)
1903年 9月22日ガスエンジン&パワー社[Gas Engine and Power Co.]および
チャールズ・L・シーブリー社[Charles L. Seabury Co.]にて起工
1904年 8月15日進水
1905年 6月 3日竣工。「ダビューク(砲艦17号)」として就役
1907年 5月〜キューバへ派遣され、反乱鎮圧などに従事
1911年 7月22日本国へ帰還し退役。イリノイ州海軍民兵[Illinois Naval Militia]の練習艦となる
1914年 8月 4日再就役。大西洋艦隊にて掃海部隊の練習任務などに従事
1917年 4月〜第一次大戦参戦のため、本国東海岸にて防潜網敷設などに従事
1919年雑役船へ類別。艦番を「AG-6」とする
1919年 5月27日退役
1922年 4月24日非分類雑役船へ類別。艦番を「IX-9」とする
       5月25日再就役。五大湖にて予備役兵の練習任務に従事
1940年11月 1日ボストンへ移動し、兵装の近代化改修を実施
      11月 4日砲艦へ類別。艦番を「PG-17」とする
1941年 7月〜第一線部隊へ復帰。本国東海岸にて警備や訓練任務に従事
1945年 9月 7日退役
1946年12月19日海事委員会へ移管。後に処分
パデューカ [Paducah](AG-7 → IX-23 → PG-18)
1903年 9月22日ガスエンジン&パワー社およびチャールズ・L・シーブリー社にて起工
1904年10月11日進水
1905年 9月 2日竣工。「パデューカ(砲艦18号)」として就役
1906年〜カリブ海の警備任務に従事
1917年10月〜第一次大戦参戦のため、本国〜欧州間の船団護衛に従事
1919年 3月 2日退役
1919年雑役船へ類別。艦番を「AG-7」とする
1920年 8月16日再就役。カリブ海での調査任務などに従事
1921年 9月 9日退役
1922年 4月22日非分類雑役船へ類別。艦番を「IX-23」とする
       5月 2日再就役。五大湖にて予備役兵の練習任務に従事
1940年11月 4日砲艦へ類別。艦番を「PG-18」とする
1941年初頭本国東海岸へ移動。チェサピーク湾にて武装商船乗員の訓練に従事
1945年 9月 7日退役
1946年12月19日海事委員会へ移管。同日売却される


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