ネヴァダ型 戦艦

"Nevada" Class BattleShips

アメリカ海軍


USS BB-36 Nevada(改装前)
スペックデータ(竣工時)
排水量:(満)28,400t ボイラー:Yarrow罐・重油専焼×12基(Oklahoma)
    Bureau Express罐・重油専焼×6基(Nevada)
燃料搭載量:不明
全長:(全)177.7m
全幅:29.66m 主機:Parsons式直結型タービン×2基、2軸推進(Nevada)
   直立型往復動蒸気機械×2基、2軸推進(Oklahoma)
吃水:9.91m
出力:26,500hp
(Oklahomaは24,800hp)
武装:
45口径14inch3連装砲2基、同連装砲2基、51口径5inch単装砲21基、
50口径3inch単装砲4基、21inch魚雷発射管2門
最大速力:20.5kt
(Oklahomaは19kt)
航続距離:10ktで10,000浬
乗員定数:869名
スペックデータ(改装後)
排水量:(満)33,900t ボイラー:Yarrow罐・重油専焼×12基(Oklahoma)
    Bureau Express罐・重油専焼×6基(Nevada)
燃料搭載量:不明
全長:(全)177.7m
全幅:32.9m 主機:Parsons式直結型タービン×2基、2軸推進(Nevada)
   直立型往復動蒸気機械×2基、2軸推進(Oklahoma)
吃水:9.91m
出力:31,759hp
(Oklahomaは26,291hp)
武装:
45口径14inch3連装砲2基、同連装砲2基、51口径5inch単装砲12基、
25口径5inch単装砲8基(後に廃止され38口径5inch連装砲8基となった)、
56口径40mmボフォース4連装機関砲10基
最大速力:20.5kt
(Oklahomaは19kt)
航続距離:10ktで15,700浬
乗員定数:1,301名

同型艦名(2隻)
ネヴァダ[Nevada]オクラホマ[Oklahoma] 

ネヴァダ型戦艦について
 当艦は米国海軍最初の3連装砲塔搭載艦であり、最初の重油専用罐を持ち、最後の蒸気機関使用艦(「オ クラホマ」のみ)でもあった。重防御する区画を減らしたうえでより強力な火力を保持するには1砲塔に搭 載する砲を増やせばよいことは以前から判っていたことであったが、3連装砲塔の開発は難航し当艦でよう やく実現となったものである。また旧式艦に対する砲撃実験により艦首・艦尾や上部構造物への砲弾命中率 が低いことが判明したため、当艦ではその部分の防御を減らし火薬庫や機関部への防御装甲を増加させている。
 当時蒸気機関からタービン機関への移行時期であったため、どちらの機関を採用するか議論があったのだ が当艦ではネームシップ「ネヴァダ」にタービン機関、「オクラホマ」に蒸気機関を採用している。これは 比較の意味もあったと思われる。
 第一次大戦では船団護衛任務に従事し連合軍の補給線確保に一役買っており、戦後は1920年代になっ て大改装が行われバルジの追加や搭載兵装の近代化が行われている。
 第二次大戦では太平洋艦隊に所属していたため欧州の戦いには参加しなかったが、1941年12月7日 の日本軍による真珠湾攻撃で両艦とも沈没、「ネヴァダ」は浮揚後修理され戦線へ復帰したが「オクラホマ」 は修理されずに終戦まで岸壁に繋留されたままとなっていた。

ネヴァダ型戦艦の歴史
ネヴァダ[Nevada](BB-36)
1912年11月 4日ベスレヘム・フォアリバー造船にて起工
1914年 7月11日進水
1916年 3月11日竣工
〜1918年大西洋方面で船団護衛に従事
1919年〜練習艦隊に所属
1927年近代化改修を実施。完了は1930年
1930年〜太平洋艦隊に所属
1941年12月 7日真珠湾において日本軍の攻撃を受け沈没
1942年 4月浮揚後、本土西海岸にて修理・改修を実施
1943年 5月アッツ島上陸作戦を支援
     中頃大西洋艦隊に所属
1944年 6月ノルマンディー上陸作戦を支援
      8月〜南フランス攻撃を支援
1945年初頭太平洋戦線へ移動。2月には硫黄島上陸作戦を支援
      3月27日沖縄近海において日本軍の特攻機により小破
1946年 6月 7日ビキニ環礁において標的艦として原爆実験に使用される
      8月26日除籍
1948年 8月31日ハワイ沖にて実艦標的として使用され沈没
オクラホマ[Oklahoma](BB-37)
1912年10月26日ニューヨーク造船にて起工
1914年 3月23日進水
1916年 5月 2日竣工
〜1918年大西洋方面で船団護衛に従事
1919年 6月ウィルソン大統領の欧州歴訪に警護艦として随行
1921年〜太平洋艦隊に所属
1927年近代化改修を実施。完了は1929年
1930年〜太平洋艦隊に所属
1936年 7月スペイン内戦による在欧米国民避難のため欧州へ派遣される
1941年12月 7日真珠湾において日本軍の攻撃を受け沈没
1943年12月28日浮揚されるが修理を受けずに岸壁に繋留されたままとなる
1944年 9月除籍
1946年12月 5日スクラップとして売却される
1947年 5月17日本土へ曳航中に沈没


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