護衛空母 ロング・アイランド

Escort Carrier "Long Island"

アメリカ海軍


USS CVE1 Long Island
スペックデータ
排水量:(満)16,620t ボイラー:−−−−−−− 燃料搭載量:不明
全長:(全)149.96m
全幅:(船)21.16m 主機:Busch-Sulzer式ディーゼル機関×4基、1軸推進
吃水:7.81m
出力:8,000hp
武装:
50口径4inch単装高角砲1基、
航空機20機前後搭載可能
最大速力:17.8kt
航続距離:不明
乗員定数:約960名 飛行甲板:127.4×21.56m(改修後の数値)、昇降機1基

同型艦名(1隻)
ロング・アイランド[Long Island]

護衛空母ロング・アイランドについて
 1940年にルーズベルト大統領が海軍作戦本部に対し『商船を改造した小型空母にて輸送船団を護衛 させ、艦載機によって敵潜水艦の発見・攻撃や船団の誘導を行えないか』との提案を行ったことから計画 が始まったアメリカ海軍初の護衛空母。
 アメリカ海軍は1940年に完成した商船「モアマックメイル」(戦時標準船C3-S-1クラス)を194 1年3月に買収して、船体の上に 「ラングレー」同様の平 甲板と開放式格納庫を設置しただけの簡単な改造で同年6月に就役させた。ちなみにアメリカ海軍の空母 で平甲板(フラッシュ・デッキ)型(甲板上に構造物(艦橋や煙突など)が無いスタイル)の航空母艦は 「ラングレー」と当「ロング・アイランド」のみである。
 就役直後の飛行甲板全長は110メートルほどであったが、これでは運用に支障があるとして、すぐに 甲板の延長工事が行われている。
 主に太平洋海域で航空機運搬や船団護衛任務に従事しており、ガダルカナル島への航空機や兵員輸送な ど重要な任務も果たしている。戦争を生き残った当艦は戦後商船会社に売却され、商船として余生を過ご した後、大学の練習船となり、最後は大学の学生寮として使用された。

護衛空母ロング・アイランドの歴史
ロング・アイランド[Long Island](AVG-1/ACV-1/CVE-1)
1939年 7月 7日サン造船所にて商船「モアマックメイル」[Mormacmail]として起工
1940年 1月11日進水
1940年(月日不詳)竣工
1941年 3月 6日米海軍が買収。ニューポート・ニューズ造船にて護衛空母への改造を実施
      6月 2日航空機搭載護衛艦「ロング・アイランド」として就役。艦番AVG-1
      9月メアーアイランド海軍工廠にて飛行甲板延長工事を実施
     10月〜太平洋ハワイ沖にて護衛空母の運用についての研究を実施
1942年 5月〜太平洋方面にて船団護衛や航空機運搬の任務に従事
      8月20日補助空母に類別変更。艦番ACV-1
1943年 7月15日護衛空母に類別変更。艦番CVE-1
1946年 3月26日退役。除籍は同年4月24日
1947年 4月24日スクラップとして売却される
1948年カナダ・ヨーロッパライン社に転売される
1949年商船への改造工事完了。船名を「ネリー」[Nelly]と改称
1953年セブン・シーズ大学に売却、実習船「セブン・シーズ」{Seven Seas]と改名
1969年ロッテルダム大学に売却、学生用の寮として使用
1977年売却後、スクラップとなる


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