ウースター型 軽巡洋艦

"Worcester" Class Light Cruisers

アメリカ海軍


USS CL144 Worcester
スペックデータ
排水量:(満)17,900t ボイラー:Westinghouse罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:重油2,400t
全長:(全)207.11m
全幅:21.54m 主機:(メーカー不詳)ギヤードタービン×4基、4軸推進
吃水:7.62m
出力:120,000hp
武装:
47口径6inch連装両用砲6基、50口径3inch高角砲22門、
20mmエリコン機関砲12門、21inch魚雷3連装発射管2基
最大速力:33.0kt
航続距離:15ktで8,000浬
乗員定数:1,400名

同型艦名(2隻+キャンセル7隻)
ウースター[Worcester]ロアノーク[Roanoke]バレーオ[Vallejo]
ゲーリー[Gary]未命名艦5隻 

ウースター型軽巡洋艦について
 大戦中(1943年)に完成した6インチ両用砲Mark16を搭載する艦として計画された”大型”軽巡洋艦。搭載して いる砲が6インチ口径のため軽巡洋艦に分類されており、砲戦、水雷、防空と多用途に使用できるよう 設計されている。またレーダーの発達により偵察用水偵は搭載されなくなった。船体サイズや満載排水 量は「バルティモア」型重巡 を凌いでおり、第二次大戦以前に考えられていた軽巡の範疇から大きく逸脱するものとなっている。
 1944年度計画から建造が開始され9隻の建造が予定されていたが、1945年度以降に建造予定 だった7隻は大戦終結のためキャンセルされており、完成した2隻も終戦後に竣工している。あまりに 大型化しすぎたため使いづらい艦となっており、米海軍最悪の艦艇として当クラスの名を挙げる艦船マ ニアも居るようである。
 アメリカ海軍が建造した軽巡洋艦(艦種記号CL)として最後のクラスであり、これ以降の新造巡洋 艦はターターやテリアなどの誘導ミサイルを搭載するミサイル巡洋艦(艦種記号CG)へ移行していった。

ウースター型軽巡洋艦の歴史
ウースター[Worcester](CL-144)
1945年 1月29日ニューヨーク造船にて起工
1947年 2月 4日進水
1948年 6月26日竣工
1949年〜第6艦隊に所属し、地中海方面で任務に従事
1950年 8月〜朝鮮戦争勃発のため極東へ展開。台湾海峡や朝鮮沿岸にて作戦に従事
1951年 5月〜オーバーホールの後、地中海へ戻り第6艦隊へ復帰する
1956年 1月〜第7艦隊へ転属し、極東で任務に従事
1958年12月19日退役。保管船となる
1970年12月 1日除籍。72年7月スクラップとして売却される
ロアノーク[Roanoke](CL-145)
1945年 5月15日ニューヨーク造船にて起工
1947年 6月16日進水
1949年 4月 4日竣工
1950年〜第6艦隊に所属し、地中海方面で任務に従事
1952年〜海軍兵学校の練習艦としてカリブ海で訓練任務に従事
1955年〜太平洋艦隊に転属し、本土西海岸で任務に従事
1958年10月31日退役。保管船となる
1970年12月 1日除籍。72年2月スクラップとして売却される
バレーオ[Vallejo](CL-146)
 ニューヨーク造船にて起工予定だったが、45年8月12日キャンセルされる
ゲーリー[Gary](CL-147)
 ニューヨーク造船にて起工予定だったが、45年8月12日キャンセルされる
未命名[Unnamed](CL-155〜CL-159)
 ニューヨーク造船にて起工予定だったが、45年8月12日キャンセルされる


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