セント・ルイス型 軽巡洋艦

"St.Louis" Class Light Cruisers

アメリカ海軍


USS CL49 St.Louis
スペックデータ
排水量:(満)12,207t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×8基 燃料搭載量:重油1,982t
全長:(全)185.42m
全幅:18.82m 主機:Parsons式ギヤードタービン×4基、4軸推進
吃水:7.88m
出力:100,000hp
武装:
47口径6inch3連装砲5基、38口径5inch連装高角砲4基、
56口径40mmボフォース機関砲16門、70口径20mmエリ
コン機関砲11門、爆雷投射機1基、水偵4機搭載
最大速力:32.5kt
航続距離:15ktで10,000浬
乗員定数:868名

同型艦名(2隻)
セント・ルイス[St.Louis]ヘレナ(初代)[Helena(1)]

セント・ルイス型軽巡洋艦について
 1935年計画にて建造された軽巡洋艦で、基本的な設計は 「ブルックリン」型と同じ であるが、対空兵装が38口径5インチ両用砲に変更されており、また機関もボイラーの高圧化やサイズ縮 小が行われている。更に機関室は4基の機関を2つずつのグループに分けたシフト配置とされ、被弾損傷 時のダメージを軽減し生存性を高めるよう設計されていた。
 両艦とも太平洋戦線にて対日戦に参戦しているが、「ヘレナ」はクラ湾夜戦で日本駆逐隊の雷撃を受け 沈没し、「ブルックリン」型も含めた姉妹艦の中で唯一の戦没艦となっている。
 資料によっては当クラスを「ブルックリン」型の最終グループとして、同型艦の扱いをしているものも 見受けられるが、当サイトでは別クラスとして扱っている。

セント・ルイス型軽巡洋艦の歴史
セント・ルイス[St.Louis](CL-49)
1936年12月10日ニューポートニューズ造船にて起工
1938年 4月15日進水
1939年 5月19日竣工
     10月〜大西洋にて中立パトロールを実施
1941年 6月〜ハワイ近海やフィリピン近海にて任務に従事
     12月 7日真珠湾にて停泊中、日本軍の奇襲攻撃を受けるが損傷軽微
1942年 1月〜マーシャル諸島、ギルバート島への攻撃を支援
      7月〜北太平洋にて哨戒任務に従事
1943年 1月〜ソロモン、ムンダ、コロンバンガラ等の攻撃を支援
      7月 5日クラ湾夜戦(米呼称クラ湾海戦)に参加
      7月12日コロンバンガラ島沖海戦(米呼称コロンバンガラ海戦)に参加
日駆逐艦の雷撃を受け大破
 メアーアイランド海軍工廠にて修理を実施。戦線復帰は同年11月
1944年 2月14日日本海軍機の攻撃至近弾を受け損傷
      6月〜サイパン攻略を支援
     11月27日日本海軍機の攻撃を受け損傷
     12月〜本国にて修理を実施。戦線復帰は翌年3月末
1945年 4月〜慶良間列島、沖縄攻略戦を支援
      9月〜終戦に伴い、中国沿岸の哨戒任務に従事
     11月〜復員兵輸送任務に従事
1946年 6月20日退役。保管船となる
1951年 1月22日除籍。ブラジル海軍へ売却され「タマンダーレ」[Tamandare]と改名
1973年ブラジル海軍籍除籍。80年スクラップとして売却される
ヘレナ[Helena](CL-50)
1936年12月 9日ニューヨーク海軍工廠にて起工
1938年 8月27日進水
1939年 9月18日竣工
1941年12月 7日真珠湾にて停泊中、日本軍の奇襲攻撃を受け小破
1942年 9月〜ガダルカナルへの輸送船団を護衛する
     10月11日サボ島沖海戦(米呼称エスペランス岬海戦)に参加
日重巡「古鷹」および駆逐艦「吹雪」を撃沈
     11月12日〜第三次ソロモン海戦(米呼称ガダルカナル海戦)に参加。日艦隊の砲雷撃を受け小破
1943年 1月〜ガダルカナル方面への輸送船団護衛などに従事
      7月 5日クラ湾夜戦(米呼称クラ湾海戦)に参加
日駆逐艦「涼風」「谷風」の砲雷撃を受け沈没


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