オレゴン・シティ型 重巡洋艦

"Oregon City" Class Heavy Cruisers

アメリカ海軍


USS CA124 Rochester
スペックデータ
排水量:(満)17,000t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×6基 燃料搭載量:重油2,250t
全長:(全)205.28m
全幅:21.26m 主機:General Electric式ギヤードタービン×4基、4軸推進
吃水:7.32m
出力:120,000hp
武装:
55口径8inch3連装砲3基、38口径5inch連装両用砲6基、
40mmボフォース4連装機関砲11基、同連装機関砲2基(Albanyと
Rochesterは50口径3inch高角砲12門)、20mmエリコン機
関砲40門、水偵4機搭載
最大速力:33.0kt
航続距離:15ktで10,000浬
乗員定数:2,000名前後

同型艦名(4隻+キャンセル4隻)
オレゴン・シティ[Oregon City]アルバニー[Albany]ロチェスター[Rochester]
ノーザンプトン[Northampton]ケンブリッジ[Cambridge]ブリッジポート[Bridgeport]
カンサス・シティ[Kansas City]タルサ[Tulsa] 

オレゴン・シティ型重巡洋艦について
 無条約時代になって 「バルティモア」型重巡 洋艦の建造に着手した米海軍だったが、大量建艦だったため後年建造が予定されている艦に着手するま で間があったため、起工するまでに設計の見直しが進められ、1942年度予算で発注が行われる予定 だった16隻のうち半分は改良された設計で建造が行われることとなった。
 改良設計によって、船体自体は「バルティモア」型と同じものが使用されたものの艦橋や煙突などの 上部構造物はコンパクトにまとめられているため、準同型とは言え異なった印象を与えるシルエットの 艦に仕上がっている。
 しかし建造着手が大戦中期以降となり戦争の先行きが見えてきたこともあって、実際に進水していた (もしくは進水直前だった)3隻だけを完成させることにし、残りはキャンセルされることになってし まった。ところが4番艦「ノーザンプトン」もある程度船体が完成していたため廃棄するのは惜しいと して再検討を行った結果、戦術指揮艦として完成させることが決まり再設計・改修の後に竣工している。

オレゴン・シティ型重巡洋艦の歴史
オレゴン・シティ[Oregon City](CA-122)
1944年 4月 8日ベスレヘム・スティール社にて起工
1945年 6月 9日進水
1946年 2月16日竣工
      7月〜第4艦隊旗艦となり、カリブ海にて訓練任務に従事
1947年 1月〜第2艦隊に転属し、海軍士官学校などの訓練航海に使用される
     12月25日退役。保管船となる
1970年11月 1日除籍。73年8月スクラップとして売却される
アルバニー[Albany](CA-123)
1944年 5月29日ベスレヘム・スティール社にて起工
1945年 6月30日進水
1946年 6月15日竣工
 本土東海岸にて海軍兵学校(予備士官)の練習任務に従事
1948年 6月〜第6艦隊へ転属し、西大西洋で任務に従事
1958年 2月 1日退役。同年6月ミサイル巡洋艦への改装工事を開始
     11月 1日ミサイル巡洋艦(CG-10)に類別変更
1962年 3月11日ミサイル巡洋艦として再就役
 地中海および西大西洋にて任務に従事
1967年 2月 1日退役。近代化改修工事を開始
1969年11月 9日再就役
1973年旗艦設備を拡充するため改修工事を実施
1980年 8月29日退役。保管船となる
1985年 6月30日除籍。90年8月スクラップとして売却される
ロチェスター[Rochester](CA-124)
1944年 5月29日ベスレヘム・スティール社にて起工
1945年 8月28日進水
1946年12月20日竣工
1948年 2月〜第6艦隊に所属し、地中海方面で任務に従事
1950年 4月〜第7艦隊へ転属し、グアム、フィリピン方面で任務に従事
      7月〜朝鮮戦争勃発のため、朝鮮近海へ進出
1951年 1月〜本国にてオーバーホールを実施。復帰は同年7月
     11月〜再度、朝鮮近海に展開し作戦に従事
1954年〜戦後も西太平洋に展開し、各種訓練などに従事
1961年 4月15日〜不活性化(モスボール)処理を実施。退役は同年8月15日
1973年10月 1日除籍。75年スクラップとして売却される
ノーザンプトン[Northampton](CA-125)
1944年 8月31日ベスレヘム・スティール社にて起工
1945年 8月12日建造中止となる
1948年 7月 1日戦術指揮艦として完成させることが決定、工事再開
1951年 1月27日進水。戦術指揮艦(CLC-1)に類別変更
1953年 3月 7日竣工
1954年〜第6艦隊に所属し、大西洋方面で任務に従事
1961年 4月15日指揮艦(CC-1)に類別変更。国家緊急海上指揮艦(NECPA)となる
1970年 4月 8日退役。77年12月1日付けで除籍
ケンブリッジ[Cambridge](CA-126)
1944年12月16日ベスレヘム・スティール社にて起工
1945年 8月12日建造中止となる。同年スクラップとして売却される
ブリッジポート[Bridgeport](CA-127)
1945年 1月13日ベスレヘム・スティール社にて起工
      8月12日建造中止となる。同年スクラップとして売却される
カンサス・シティ[Kansas City](CA-128)
 ベスレヘム・スティール社にて起工予定だったが、45年8月12日キャンセル
タルサ[Tulsa](CA-129)
 ベスレヘム・スティール社にて起工予定だったが、45年8月12日キャンセル


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