デ・モイン型 重巡洋艦

"Des Moines" Class Heavy Cruisers

アメリカ海軍


USS CA134 Des Moines
スペックデータ
排水量:(満)21,500t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:重油2,675t
全長:(全)218.39m
全幅:23.27m 主機:General Electric式ギヤードタービン×2基、4軸推進
吃水:8.23m
出力:120,000hp
武装:
55口径8inch3連装砲3基、38口径5inch連装両用砲6基、
50口径3inch連装高角砲11基、20mmエリコン機関砲12門
(後に後部甲板へヘリ運用装備を搭載)
最大速力:33.5kt
航続距離:15ktで10,500浬
乗員定数:1,800名前後

同型艦名(3隻+キャンセル9隻)
デ・モイン[Des Moines]セーラム[Salem]ダラス[Dallas]
ニューポートニューズ
[Newport News]
未命名艦8隻 

デ・モイン型重巡洋艦について
 対日戦開戦後に日本艦隊と対峙した米海軍では、これまでに建造した重巡洋艦に搭載された主砲塔 の追随速度では高速を発揮する日本巡洋艦に対して命中弾を出すことが難しいと認識されるようになっ た。そこで作動速度の速い新型砲塔が開発されることになり、完成した半自動(給弾を一部自動化した ため連射速度も速くなった)砲塔であるMk16を搭載する重巡洋艦として当クラスが建造されること になった。
 1944年度末から全部で12隻の建造が予定されたが実際に完成したのは3隻に過ぎず、残りは キャンセルされてしまっている。
 米海軍が建造した重巡洋艦(艦種記号CA)として最後のモデルであり、第二次大戦までの戦訓を全 て盛り込んだ米重巡洋艦の集大成である当クラスだったが、ミサイル時代になると活躍の場は無くなり、 順次退役していった。なお、ネームシップである「デ・モイン」は現在もフィラデルフィアにて保管船 として保存されており、また2番艦「セーラム」はマサチューセッツ州クインシーにて記念艦として公 開されている。

デ・モイン型重巡洋艦の歴史
デ・モイン[Des Moines](CA-134)
1945年 5月28日ベスレヘム・スティール社にて起工
1946年 9月27日進水
1948年11月16日竣工
1950年〜第6艦隊旗艦として地中海方面で任務に従事
1956年スエズ危機に際して東部大西洋にて警戒任務に従事
1958年レバノン危機に際して東地中海にて警戒任務に従事
1961年 7月14日退役。大西洋艦隊予備役艦となる
1991年 7月 9日除籍。現在もフィラデルフィアにて保管されている
セーラム[Salem](CA-139)
1945年 7月 4日ベスレヘム・スティール社にて起工
1947年 3月25日進水
1949年 5月14日竣工
1950年〜第6艦隊に所属し、大西洋方面で任務に従事
1958年レバノン危機に際して東地中海にて警戒任務に従事
1959年 1月30日退役。大西洋艦隊予備役艦となる
1991年 7月12日除籍。現在はクインシーにて記念艦として公開されている
ダラス[Dallas](CA-140)
1945年10月15日ベスレヘム・スティール社にて起工
1946年 6月 6日建造中止となる。後にスクラップとして解体処分される
ニューポート・ニューズ[Newport News](CA-148)
1945年10月 1日ニューポート・ニューズ造船にて起工
1948年 3月 6日進水
1949年 1月29日竣工
1950年〜第6艦隊に所属し大西洋にて任務に従事
1960年北アフリカの地震に際してモロッコへ支援のため展開する
1961年ドミニカ内戦介入のためドミニカ沖へ展開する
1962年キューバ危機に際してソ連のミサイル持ち込みを阻止するためキューバ北東へ展開
1967年極東へ展開。南ベトナム軍の支援任務に従事
1972年10月 1日北ベトナムへの砲撃中に2番砲塔で暴発事故。20名死亡、36名負傷
1975年 6月27日退役。保管船となる
1978年 7月31日除籍。93年2月スクラップとして売却される
未命名[Unnamed](CA-141〜143、CA-149〜153)
 建造計画されたが、キャンセルとなった


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