コロラド型 戦艦

"Colorado" Class BattleShips

アメリカ海軍


USS BB-45 Colorado
戦艦「コロラド」(1942年)

下記写真はイーグルモス社発行「隔週刊 世界の軍艦コレクション」付属の模型です(クリックで拡大(要Javascript))
ウェストバージニア
第73号(2015.11.10)
戦艦「ウェストバージニア」1941年

スペックデータ(竣工時)
排水量:(基)32,400t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×8基 燃料搭載量:不明
全長:(全)190.35m
全幅:29.72m 主機:Westinghouse式電気駆動タービン×2基、4軸推進(Colorado)
  もしくはGeneral Electric式電気駆動タービン×2基、4軸推進
吃水:10.7m
出力:28,900hp
(Coloradoは27,300hp)
武装:
45口径16inch連装砲4基、51口径5inch単装砲12基、
50口径3inch単装砲8基
最大速力:21.07kt
(Coloradoは20.67kt)
航続距離:12ktで5,240浬
乗員定数:1,500名
スペックデータ(最終改装後)
排水量:(満)37,500t
(Maryland、WestVirginiaは
  38,400t)
ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×8基 燃料搭載量:不明
全長:(全)190.35m
全幅:29.72m
(Maryland、WestVirginiaは
   34.5m)
主機:Westinghouse式電気駆動タービン×2基、4軸推進(Colorado)
  もしくはGeneral Electric式電気駆動タービン×2基、4軸推進
吃水:10.7m
出力:28,900hp
(Coloradoは27,300hp)
武装:
45口径16inch連装砲4基、51口径5inch単装砲8基、25
口径5inch単装高角砲8基、(Maryland、WestVirginiaの副砲は
38口径5inch連装砲8基)、56口径40mm4連装ボフォース機関
砲8基(Maryland、WestVirginiaは11基)
最大速力:21.07kt
(Coloradoは20.67kt)
航続距離:18ktで9,700浬
乗員定数:2,100名

同型艦名(3隻+建造中止1隻)
コロラド[Colorado]メリーランド[Maryland]
ワシントン[Washington]ウェストバージニア[West Virginia]

コロラド型戦艦について
 改「テネシー」型戦艦として計画された当「コロラド」型であったが、日本海軍が建造を計画していた「長門」型戦艦が16インチ砲を搭載していること察知したため、急遽当艦も16インチ連装砲を搭載するように設計を変更して建造することになった。
 しかし建造に着手したものの、建艦競争時代に終止符を打つために企図されたワシントン海軍条約で戦艦保有量の制限を受け、当初は既に竣工していた「メリーランド」(ネームシップの「コロラド」よりも先に竣工していた)だけが保有を認められるはずだったのだが、結局この条約締結に際して日本が「陸奥」の保有を強硬に主張し、アメリカもバランスを取るため当クラス3隻の建造・保有が認められている。保有枠から外された「ワシントン」は建造中止後は実艦標的に使用された。
 1930年代に近代化改修を受けた当クラスだったが太平洋戦争開戦に際して「メリーランド」「ウェストバージニア」は真珠湾で日本軍の攻撃を受けている。特に「ウェストバージニア」の被害は大きく、2年以上もの修理期間を経て戦線へ復帰している。
 終戦後は他の戦艦と共に退役となった当クラスであったが、他の戦艦がスクラップとして売却されたのとは異なり1950年代末まで保管船として軍に留まっている。

コロラド型戦艦の歴史
コロラド[Colorado](BB-45)
1919年 5月29日ニューヨーク造船にて起工
1921年 3月 7日進水
1923年 8月30日竣工
1925年頃太平洋艦隊に所属
1937年遭難した女流飛行家アメリア・エアハートの捜索活動に従事
1941年近代化改修に着手。完了は翌年3月
1942年11月〜南太平洋方面へ展開
1943年11月〜タラワ上陸作戦を支援
1944年 1月〜クェゼリン上陸作戦を支援
      7月24日テニアン島を砲撃中に日本軍沿岸砲台の砲撃を受け損傷
     11月27日レイテ湾にて日本軍特攻機の攻撃を受け損傷
     12月〜ミンドロ島、リンガエン湾上陸作戦を支援
1945年 3月〜沖縄上陸作戦を支援
1947年 1月 7日退役。保管船としてモスボールされる
1959年 3月 1日除籍。同年7月スクラップとして売却される
メリーランド[Maryland](BB-46)
1917年 4月24日ニューポートニューズ造船にて起工
1920年 3月20日進水
1921年 7月21日竣工
1920年代中頃太平洋艦隊に所属。1940年に根拠地をハワイへ移す
1941年12月 7日真珠湾にて日本軍機の攻撃を受け損傷
1942年修理およびオーバーホールを実施。戦線復帰は同年3月
1943年11月〜タラワ上陸作戦を支援
1944年 1月〜クェゼリン上陸作戦を支援
      6月22日サイパン島砲撃中に日本軍機の雷撃を受け損傷
      9月パラオ島上陸作戦を支援
     10月24日スリガオ海峡海戦に参加
     11月29日レイテ湾にて日本軍特攻機の攻撃を受け損傷
1945年 3月〜沖縄上陸作戦を支援
      4月 7日沖縄沖にて日本軍特攻機の攻撃を受け損傷
1947年 4月 3日退役。保管船としてモスボールされる
1959年 3月 1日除籍。同年7月スクラップとして売却される
ワシントン[Washington](BB-47)
1919年 6月30日ニューヨーク造船にて起工
1921年 9月21日進水
1922年 2月 8日ワシントン条約締結により建造中止(完成率80%)
1923年11月10日廃棄が決定
1924年11月25日砲撃演習の実艦標的として使用され沈没
ウェストバージニア[West Virginia](BB-48)
1920年 4月12日ニューポートニューズ造船にて起工
1921年11月19日進水
1922年12月 1日竣工
1920年代中頃太平洋艦隊に所属。1940年に根拠地をハワイへ移す
1941年12月 7日真珠湾にて日本軍機の攻撃を受け大破着底
1942年 5月〜浮揚・応急修理後に本土へ回航される
1944年 9月修理及び近代化改修が完了。戦線へ復帰
     10月〜フィリピン、レイテ島上陸作戦を支援
     10月24日スリガオ海峡海戦に参加
     12月〜ミンドロ島、リンガエン湾上陸作戦を支援
1945年 3月〜沖縄上陸作戦を支援
      4月 1日沖縄沖にて日本軍特攻機の攻撃を受け損傷
1947年 1月 9日退役。保管船としてモスボールされる
1959年 3月 1日除籍。同年8月スクラップとして売却される


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