ソビエツキー・ソユーズ型 戦艦

"Sovyetskiy Soyuz" Class BattleShips
Линейные корабли класса "Советский Союэ"


ソビエト海軍


Sovyetskiy Soyuz(想像図)
スペックデータ(設計値、一部推定)
排水量:(満)65,150t ボイラー:メーカー不詳高圧蒸気罐・重油専焼×12基 燃料搭載量:不明
全長:(全)271.00m
全幅:38.92m 主機:メーカー不詳電気駆動タービン×基数不明、3軸推進
吃水:10.24m
出力:230,500hp
武装:
50口径16inch3連装砲3基、57口径6inch連装砲6基、
56口径3.9inch連装砲4基、3inch単装高角砲8基、
67口径37mm8連装機関砲4基、18inch魚雷発射管2門
最大速力:28.0kt
航続距離:不明
乗員定数:1,800名以上

同型艦名(4隻(未竣工))
ソビエツキー・ソユーズ
[Советский Союэ
 (Sovyetskiy Soyuz)]
ソビエツカヤ・ウクライナ
[Советская Украина
 (Sovyetskaya Ukraina)]
ソビエツカヤ・ベラルシア
[Советская Белоруссия
 (Sovyetskaya Byelorussiya)]
ソビエツカヤ・ロシア
[Советская Россия
 (Sovyetskaya Rossiya)]

ソビエツキー・ソユーズ型戦艦について
 ロシア革命の政治的混乱により海軍力の強化が立ち後れたソビエトであったが、1930年代に入って政治 的にも安定してきたため、これまで第一次大戦時代の旧式艦しかなかった戦艦の新造を計画した。しかし長年 のブランクから自国内建造は不可能であるとしてアメリカに3万5千トン級/16インチ砲搭載戦艦の建造発 注を打診したのだが、この交渉は失敗に終わっている。
 1936年になって海軍拡張計画が策定され、この中で「プロジェクト23」と名付けられた戦艦建造計画 が発動し、第3次5カ年計画のもと4隻の戦艦建造が決定された。
 5カ年計画により軌道に乗ってきた重工業化のおかげもあって、1938年に2隻、1939年に1隻、1 940年に1隻の建造着手が行われたのだが、独ソ戦開戦により建造は中止されてしまった。
 他国戦艦のように同型艦で戦隊を組むことは想定されておらず、各艦がバルチック、黒海、北洋の各艦隊の 旗艦を勤めるよう計画されていたため、建造も各根拠地に近い工廠で行われていた。そのため黒海艦隊に配属 される予定だった「ソビエツカヤ・ウクライナ」はドイツ軍がニコライエフを占領した際に接収されてしまっ ている(ドイツ軍撤退の際に破壊された)。
 装備や兵装などスペックを見る限りでは米国が誇る戦艦 「アイオワ」型と同等程度の戦艦 であるが、ロシア革命後初めて建造される戦艦がこのような巨艦だったことは無謀ともいえる計画だったのか もしれない。

ソビエツキー・ソユーズ型戦艦の歴史
ソビエツキー・ソユーズ [Советский Союэ (Sovyetskiy Soyuz)]
1938年 7月15日オルジョニキーゼ工廠で起工
1941年 7月10日建造中止となる。工事進捗率約75%
1947年建造計画を廃棄。1949年スクラップとして解体処分される
ソビエツカヤ・ウクライナ [Советская Украина (Sovyetskaya Ukraina)]
1938年10月31日マルティ工廠にて起工
1941年 7月10日建造中止となる。工事進捗率約75%
1943年侵攻してきたドイツ軍に接収される。兵装等を撤去される
1944年ソビエト軍が奪還。しかしドイツ軍撤退の際に破壊される
1946年廃棄が決定。スクラップとして処分される
ソビエツカヤ・ベラルシア [Советская Белоруссия (Sovyetskaya Byelorussiya)]
1939年12月21日モロトフスク(402)工廠にて起工
1940年10月19日建造中止となる
1946年廃棄が決定。スクラップとして処分される
ソビエツカヤ・ロシア [Советская Россия (Sovyetskaya Rossiya)]
1940年 3月21日モロトフスク(402)工廠にて起工
     10月19日建造中止となる
1946年廃棄が決定。スクラップとして処分される


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艦のイラストは天翔さん作成のドット絵を2.5倍に拡大して使用させていただきました。