ブリリアント型 警備艇

"Brilliant" Class Patrol Ships
Сторожевые корабли класса "Бриллиант"


ソビエト赤軍 ソビエト海軍


Brilliant class
「ブリリアント」(第二次大戦時の姿か?)
スペックデータ
排水量:(基)441t ボイラー:−−−−−−− 燃料搭載量:重油85t
全長:(全)62.0m
全幅:7.2m 主機:GEU(ГЭУ)ディーゼル機関×2基、2軸推進
吃水:2.7m
出力:2,800hp
武装:
60口径4inch単装砲1基、45mm単装機関砲2基、12.7mm単装
機銃2基、(大戦時に37mm単装機関砲1基を追加)、
機雷31個+爆雷20個搭載(爆雷投下軌条2)
最大速力:17.2kt
航続距離:13ktで3,500浬
乗員定数:61名

同型艦名
ブリリアント [Бриллиант (Brilliant)]ジェムチュグ [Жемчуг (Zhemchug)]
リュービン [Рубин (Rubin)]サフィー [Сапфир (Sapfir)]

ブリリアント型警備艇について

 1930年代中頃に建造された艦で、船体は「フューガス」[Фугас (Fugas)]型の掃海トローラがベースとなっている。当初はムルマンスク軍港で補給船として使用されていたのだが、1938年になって海軍籍に編入となり、4インチ砲などを搭載して沿岸部の警備任務に使用されるようになった。ドイツ軍の侵攻により戦争状態となると、当クラスは爆雷による対潜任務に従事するようになり、沿岸部での哨戒や船団護衛などに活躍している。

 なお上掲の図では艦番号が「ПСК−29」となっており、艦名に記述された番号と船体に表示された番号が異なっているようである。
 註:艦種区分では「ウーラガン」型と同様にСторожевые кораблиとなっているが、当クラスの主任務が護衛よりも警備寄りであることや、海外サイト等の記述から当サイトでは警備艇と分類して掲載した。


ブリリアント型警備艇の歴史
PSK-303 ブリリアント [ПСК−303 Бриллиант (Brilliant)]
1934年10月ジダーノフ(190)工廠にて起工
1935年11月 5日進水
1937年 6月 6日竣工
1941年 1月 5日警備艇に類別変更。艦番を「ПСК-29」とする
       6月23日艦籍に編入。北洋艦隊に所属
1942年 5月12日Иоканьгской湾にて独軍機の攻撃を受け大破着底
       9月〜浮揚の後、モロトフスク(402)工廠にて修理を実施
1943年11月 3日(44年6月20日説あり)再就役
1944年 9月23日カラ海にて独潜「U-957」の雷撃を受け沈没
PSK-301 ジェムチュグ [ПСК−301 Жемчуг (Zhemchug)]
1934年 6月ジダーノフ(190)工廠にて起工
1935年11月進水
1937年12月竣工
1941年 1月 5日警備艇に類別変更。艦番を「ПСК-27」とする
       6月23日艦籍に編入。北洋艦隊に所属
       8月11日白海にて独潜「U-451」の雷撃を受け沈没
PSK-302 リュービン [ПСК−302 Рубин (Rubin)]
1934年11月 3日ジダーノフ(190)工廠にて起工
1935年 8月18日進水
1937年12月18日竣工
1941年 1月 5日警備艇に類別変更。艦番を「ПСК-28」とする
       6月23日艦籍に編入。北洋艦隊に所属
1946年国境警備船へ類別変更
1955年 3月監視船へ類別変更
1960年 6月ソビエト海軍退役
PSK-304 サフィー [ПСК−304 Сапфир (Sapfir)]
1934年12月26日ジダーノフ(190)工廠にて起工
1935年12月20日進水
1937年12月12日竣工
1941年 1月 5日警備艇に類別変更。艦番を「ПСК-30」とする
       6月23日艦籍に編入。北洋艦隊に所属
1942年 7月 6日独軍機の爆撃(至近弾)を受け損傷
      11月〜修理完了の後、戦線復帰
1946年国境警備船へ類別変更
1955年 3月監視船へ類別変更
1960年 6月ソビエト海軍退役


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