砲艦(河川モニター艦) ウダルニィ

Gunboat(River Monitor) "Udarnyy"
Канонерские Лодки(Речной Мониторы) "Ударный"


ソビエト赤軍 ソビエト海軍


Udarnyy
砲艦「ウダルニィ」側面図
スペックデータ
排水量:(基)367t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:重油20t
全長:(全)53.7m
全幅:11.1m 主機:38-KR-8型ディーゼル機関×2基、2軸推進
吃水:0.8m
出力:1,600hp
武装:
54口径13cm単装砲2基、43口径45mm連装砲2基、7.6mm4連装機銃4基
最大速力:11.6kt
航続距離:8ktで1,600浬
乗員定数:86名

同型艦名(1隻)
ウダルニィ [Ударный (Udarnyy)]

砲艦(河川モニター艦)ウダルニィについて

 ソビエト西部(現在のウクライナやベラルーシ)を流れるドニエプル川は古くからロシアの要衝として、水上戦力により守られてきた。古くは16世紀のオーストリア・ロシア・トルコ戦争や露土戦争で河川艦隊を投入した歴史があるが、近代ロシアではドニエプル川に常設の艦隊は配置していなかった(ドニエプル川の防備は黒海艦隊が担当)。ソビエト連邦成立後の1931年にドニエプル小艦隊が設立された。この小艦隊へ最初に配備された主力艦が当艦である。
 部分的に耐弾装甲を施した浅吃水船体に、艦前方には階段式に配置した主砲塔2基と戦車の砲塔のような45ミリ連装砲1基を、艦後方には同様の45ミリ連装砲塔1基とマキシム式4連装機銃4基が搭載されている。

1934年に就役した当艦はドニエプル川で任務に従事したが、1940年6月にドニエプル小艦隊は解体となり、ドナウ川小艦隊へ転属している。1941年6月に独ソ戦が始まると当艦はドナウ川で抗戦し、渡河しようとするドイツ軍部隊に砲撃を加えて大きな損害を与えている。
 しかし、同年9月に独軍の急降下爆撃機によりオデッサ西方のテンドリフスカ湾近くで撃沈された。


砲艦(河川モニター艦)ウダルニィの歴史
ウダルニィ[Ударный (Udarnyy)]
1930年11月レーニンスカ・クズニヤ(第300)工廠[Leninska Kuznya]にて起工
1932年 5月17日進水
1934年 6月竣工。ドニエプル小艦隊に就役
1940年 6月ドナウ小艦隊へ転属
1941年 6月独ソ戦勃発。ドナウ川にて独軍への砲撃などを行う
       9月20日黒海テンドリフスカ湾近くにて独軍機の攻撃を受け沈没


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