戦艦 アルハンゲリスク

BattleShip "Arkhangelsk"
Линейные корабли "Архангельск"


ソビエト海軍


Arkangelesk
スペックデータ
スペックデータについては
英国戦艦「リヴェンジ」型の項を参照のこと

同型艦名(1隻)
アルハンゲリスク [Архангельск (Arkhangelsk)]

戦艦アルハンゲリスクについて
 第二次大戦中盤、イタリアが連合国に降伏した際にソビエトは戦勝国の権利としてイタリア海軍の残存艦艇 のうち3分の1の引き渡しを要求した。これは貧弱だったソビエト海軍の戦力強化を狙ったものであったが、 まだドイツとの戦闘が続いていたため他の連合国(アメリカやイギリス)がソビエトまでの回航は不可能だと して反対した(戦後対立した場合も考え、ソビエトに強力な兵力を持たせることに躊躇した部分もあると言え よう)。
 しかし沿岸防衛力の強化が急務だったため米英は旧式艦をソビエトへ貸与することにし、英海軍の戦艦で最 も旧式だった 「リヴェンジ」型戦艦のうち練 習艦などの任務に就いていない「ロイヤル・ソヴァレン」をソビエトへ送ったのである。
 ソビエトに回航された「ロイヤル・ソヴァレン」は「アルハンゲリスク」と改名され、北洋艦隊に所属して 船団護衛などの任務に従事していたのだが、1944年末コラ湾にてドイツ軍のUボートの雷撃を受 けた。被害は大したこともなかったが、貴重な戦艦の損失をおそれた海軍では「アルハンゲリスク」をコラ 湾から出ないよう厳命したため、たいした活躍もせずに終戦を迎えてしまっている。
 戦後、英国は当艦の返還を要求したがなかなか聞き入れられず、イタリアからの戦利艦 「ジュリオ・チェーザレ」がソ ビエトへ引き渡された1949年になってようやく返還されることになった。

戦艦アルハンゲリスクの歴史
アルハンゲリスク [Архангельск (Arkhangelsk)]
 貸与までの歴史については「リヴェンジ」型戦艦の項を参照
1944年 5月30日ソビエトへ貸与。英国にて引き渡しを行う
      6月〜ソビエト海軍水兵が乗り組んで習熟訓練を行う
      8月ムルマンスクへ向かう船団の護衛を兼ねて回航を実施
1944年末コラ湾において独潜「U-315」の攻撃を受ける
1945年 5月コラ湾に碇泊したまま終戦を迎える
1949年 2月 9日英国へ返還される。同年4月スクラップとして売却される


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