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スペックデータ | ||
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排水量:(基)440t | ボイラー:(メーカー不詳)円罐・石炭専焼×1基 | 燃料搭載量:石炭100t |
全長:(全)41.8m | ||
全幅:7.2m | 主機:直立往復動蒸気機関(3段膨張式)×1基、1軸推進 | |
吃水:3.9m | ||
出力:600hp |
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最大速力:12.0kt | ||
航続距離:不明 | ||
乗員定数:35名 |
サー・アグラヴェイン [Sir Agravaine] | サー・ガラハッド [Sir Galahad] | サー・ガレス [Sir Gareth] |
サー・ゲライント [Sir Geraint] | サー・ケイ [Sir Kay] | サー・ラモラック [Sir Lamorak] |
サー・ランスロット [Sir Lancelot] | サー・トリストラム [Sir Tristram] |
「ヒルズ」型と同様、第二次大戦勃発後に計画され、1941年から建造が始まった海軍トローラ。民間トロール漁船の「スター・オブ・オークニー」[Star of Orkney]の設計をベースにしている。
大型だった「ヒルズ」型とは異なり、従前の海軍トローラよりも一回り小型の船体となっている。そのため主砲こそ12ポンド砲1門と他の海軍トローラと同様だが、対空兵装は20ミリ機関砲1門に縮小され、対潜兵装の爆雷も自衛用の4個を搭載するのみであった。
艇名はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士から取っているため、一般に当クラスは「ラウンドテーブル」(円卓の意)型と呼ばれている。
1942年から43年にかけて竣工した8隻の当クラスは、全艇が第二次大戦を生き残っている。8隻のうち2隻はダンレイヤー([Danlayer]。標識ブイ敷設艇)に改造されており、ダンレイヤーへの改修時に主砲は撤去されている。
造船所略号 | |||
HAR = ホール・ラッセル社 [Hall, Russell] | JLS = J.ルイス&サンズ社 [J. Lewis & Sons Ltd.] |
ラウンドテーブル型掃海トローラの歴史 | ||||||
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艦番 | 艦名 | 造船所 | 起工 | 進水 | 竣工 | 戦歴など |
T230 | サー・アグラヴェイン [Sir Agravaine] | JLS | '41.10.13 | '42.03.05 | '42.06.12 | '46年退役、売却 |
T226 | サー・ガラハッド [Sir Galahad] | HAR | '41.06.13 | '41.12.18 | '42.02.28 | '44年ダンレイヤーへ改装 '46年退役、売却 |
T227 | サー・ガレス [Sir Gareth] | HAR | '41.06.17 | '42.01.19 | '42.04.29 | '46年退役、売却 |
T240 | サー・ゲライント [Sir Geraint] | JLS | '41.11.20 | '42.04.15 | '42.07.10 | '46年退役、売却 |
T241 | サー・ケイ [Sir Kay] | HAR | '42.02.27 | '42.10.26 | '43.02.08 | '46年退役、売却 |
T242 | サー・ラモラック [Sir Lamorak] | HAR | '42.02.27 | '42.12.23 | '43.03.08 | '46年退役、売却 |
T228 | サー・ランスロット [Sir Lancelot] | JLS | '41.07.17 | '41.12.04 | '42.03.26 | '44年ダンレイヤーへ改装 '46年退役、売却 |
T229 | サー・トリストラム [Sir Tristram] | JLS | '41.09.02 | '42.01.17 | '42.05.15 | '46年退役、'47年売却 |