フィッシュ型 対潜(掃海)トローラ

"Fish" Class Antisubmarine(Minesweep) Trawler

英国海軍 イギリス海軍


HMT Pollock
HMT「ポロック」(1943年:Photo from Imperial War Museum "FL17566"
スペックデータ
排水量:(基)590t ボイラー:(メーカー不詳)円罐・石炭専焼×1基 燃料搭載量:石炭197t
全長:(全)49.2m
全幅:7.7m 主機:直立往復動蒸気機関(3段膨張式)×1基、1軸推進
吃水:4.1m
出力:700hp
武装:
40口径12pdr(76mm)単装砲1基、70口径20mm単装機関砲3基
爆雷40個搭載(投射機4、投下軌条2)(掃海具一式搭載可能)
(Mackerel(Corncrake)、Turbot(Redshank)は敷設艇改修後、爆雷の
換わりに機雷12個搭載)
最大速力:11.2kt
航続距離:不明
乗員定数:35名

同型艦名(8隻+敷設艇改修2隻)
ボニート [Bonito]ブリーム [Bream]グレーリング [Grayling]
グリルス [Grilse]ヘリング [Herring]マレット [Mullet]
ポロック [Pollock]ホワイティング [Whiting] 
敷設艇改修(旧艇名および新艇名を並記)
(旧)マッカレル [Mackerel]
(新)コンクレイク [Corncrake]
(旧)ターボット [Turbot]
(新)レッドシャンク [Redshank]
 

フィッシュ型対潜(掃海)トローラについて

 「ヒルズ」型に続いて建造された小型の海軍トローラ。1920年代末に建造された民間トロール漁船「ガルフォス」[Gulfoss]の設計をベースにしており、「ヒルズ」型と同様に爆雷を多く搭載して主に対潜任務へ従事した。
 建造は漁船を専門にしていたコクラン&サンズ社が行っているが、これは他の海軍トローラ同様に民間向け造船会社を戦時利用してのことだった。
 全部で10隻の建造が計画されているが、対潜トローラとして竣工したのは8隻で、残り2隻は建造途中に管制機雷敷設艇へ改修され就役している。

 第二次大戦では姉妹艇のうち2隻が没しており、どちらも短い現役期間であった。大戦を生き残った艇(「レッドシャンク」を除く)は1946年に売却されている。
 艇名に魚の名前が使用されているため、一般に「フィッシュ」(魚の意)型と呼ばれているが、敷設艇として竣工した艇は「アイルズ」型の敷設艇改修型(「バード」型)と同様に鳥類の名前が付けられており、資料によっては「バード」型に含まれることもある。


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造船所略号
 COS = コクラン&サンズ社 [Cochrane & Sons, Ltd.]  
フィッシュ型対潜(掃海)トローラの歴史
艦番艦名造船所起工進水竣工戦歴など
T231ボニート [Bonito]COS'41.07.06'41.10.08'42.04.09'46年退役、売却
T306ブリーム [Bream]COS'42.08.31'42.12.10'43.03.02'46年退役、売却
T243グレーリング [Grayling]COS'41.10.23'42.03.04'42.07.04'46年退役、売却
T368グリルス [Grilse]COS'42.12.24'43.04.06'43.07.05'46年退役、売却
T307ヘリング [Herring]COS'42.09.01'42.12.24'43.04.15'43.04.22ブライス沖にて仏貨物船「カサール」[Cassard]と衝突沈没
T311マレット [Mullet]COS'42.05.14'42.08.14'42.11.04'46年退役、売却
T347ポロック [Pollock]COS'42.12.28'43.04.22'43.07.26'46年退役、売却
T232ホワイティング [Whiting]COS'41.07.28'41.10.22'42.05.08'46年退役、売却
敷設艇改修(旧艇名および新艇名を並記)
艦番艦名造船所起工進水竣工戦歴など
M82マッカレル [Mackerel]
(コンクレイク [Corncrake])
COS'41.10.??'42.03.??'42.12.07当初艇名「マッカレル」。建造中に敷設艇へ改修され「コンクレイク」と改名。管制機雷敷設艇として就役。'43.01.25北大西洋にて荒天のため遭難沈没
M31ターボット [Turbot]
(レッドシャンク [Redshank])
COS'42.05.18'42.08.28'43.01.10当初艇名「ターボット」。建造中に敷設艇へ改修され「レッドシャンク」と改名。管制機雷敷設艇として就役。'57年退役、解体


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