レインボゥ(”R”)型 潜水艦

"Rainbow"("R") Class Submarines

英国海軍 イギリス海軍


HMS Rainbow
HMS「レインボゥ」
スペックデータ
排水量(水上):1,475t排水量(水中):2,015t全長:(全)88.14m
出力(水上):4,400hp出力(水中):1,350hp全幅:9.09m
最大速力(水上):17.5kt最大速力(水中):9.0kt吃水:4.16m
航続距離(水上):10ktで7,050浬航続距離(水中):4ktで60浬乗員数:50〜54名
燃料搭載量:重油156t安全潜行深度:95m
主機関:アドミラルティ式8気筒ディーゼル機関+電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷16発搭載》21inch魚雷発射管8門(艦首6、艦尾2)、40口径
4inch単装砲1基、7.7mm機関銃2基

同型艦名(4隻+キャンセル2隻)
レインボゥ[Rainbow]リージェント[Regent]レギュラス(初代)[Regulus]
ローバー[Rover]ロイヤリスト[Royalist]ルーパート[Rupert]

レインボゥ(”R”)型潜水艦について

 ”P”型に続いて1928年度計画で建造された航洋型哨戒潜水艦。”P”型の小改良型であるためスペック的にも差異は少なく、資料によっては”P”型と同一項目として扱っているものも見受けられる。舳先の形状と主砲の設置位置が微妙に異なり、水中排水量が若干小さくなっている。計画当初は6隻の建造が予定されたが、最終的には2隻がキャンセルされたため4隻の建造となった。
 主砲は”P”型よりも一段低い位置に設置されており、竣工当初はシールドが付けられていたが後にシールドは廃止された。

 姉妹艦4隻のうち3隻が戦没しており、生き残った「ローバー」は”P”型の生き残りである「プロウテュース」と共に大戦末期以降は訓練任務に使用された。


レインボゥ(”R”)型潜水艦の歴史
レインボゥ[Rainbow] (N16)
1929年 7月24日チャタム工廠にて起工
1930年 5月14日進水
1932年 1月18日竣工
 シナ艦隊に所属し任務に従事
1940年地中海艦隊へ転属。アレクサンドリアを拠点に行動
     10月 4日アドリア海にて伊商船「アントニエッタ・コスタ」[Antonietta Costa]に衝突され沈没
(10月15日カラブリア沖にて伊潜「エンリコ・トーチ」の雷撃を受け沈没説もあるが
当サイトでは別潜水艦(英「トライアッド」)が当該沈没艦であるとの説を採用した)
リージェント[Regent] (N41)
1929年 6月19日ヴィッカース・アームストロング社バーロー造船所にて起工
1930年 6月11日進水
     11月11日竣工
 本国艦隊、地中海艦隊やシナ艦隊に所属し任務に従事
1940年地中海艦隊へ転属。アレクサンドリアを拠点に行動
1941年マルタ島を拠点とする第10潜水艦戦隊に転属
1943年 4月12日哨戒任務のためマルタ島を出港。消息不明となる
(4月18日タラント沖にて触雷沈没したとの説が有力。5月1日戦没認定)
レギュラス(初代)[Regulus] (N88)
1929年 7月17日ヴィッカース・アームストロング社バーロー造船所にて起工
1930年 6月11日進水
     12月 7日竣工
 本国艦隊、地中海艦隊やシナ艦隊に所属し任務に従事
1940年地中海艦隊へ転属。アレクサンドリアを拠点に行動
     11月18日哨戒任務のためアレクサンドリアを出港。消息不明となる
(12月6日タラント沖にて触雷沈没したとの説が有力)
ローバー[Rover] (N62)
1929年 7月24日ヴィッカース・アームストロング社バーロー造船所にて起工
1930年 6月11日進水
1931年 1月29日竣工
 本国艦隊、地中海艦隊やシナ艦隊に所属し任務に従事
1940年地中海艦隊へ転属。アレクサンドリアを拠点に行動
1942年〜東洋艦隊へ転属。対潜訓練の練習艦として使用される
1946年 7月30日除籍。スクラップとして解体される
ロイヤリスト[Royalist]
 計画キャンセルのため起工されず
ルーパート[Rupert]
 計画キャンセルのため起工されず


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