レナウン型 巡洋戦艦

"Renown" Class BattleCruisers

英国海軍


HMS Replus
HMS「レパルス」(1930年代)
スペックデータ(建造当初)
排水量:(満)32,000t ボイラー:Babcock-Wilcox罐・石炭重油混焼×42基 燃料搭載量:重油4,289t
       石炭  100t
全長:(全)242.0m
全幅:27.4m 主機:Brown Curtis式直結動蒸気機械×2基、2軸推進
吃水:9.3m
出力:112,000hp
武装:
42口径15inch連装砲3基、45口径4inch連装砲5基、同単装砲2基、
12pdr単装砲2基、21inch魚雷発射管2門
最大速力:31.5kt
航続距離:15ktで9,400浬
乗員定数:955名
スペックデータ(最終改装後(1939年):【】内はRepulseのデータ)
排水量:(満)36,080t
     【(満)38,200t】
ボイラー:Admiralty罐・重油専焼×8基
   【Babcock-Wilcox罐・石炭重油混焼×42基】
燃料搭載量:重油4,500t
   【石炭  100t】
全長:(全)242.0m
全幅:31.3m 主機:Parsins式オールギヤードタービン×2基、2軸推進
   【Brown Curtis式直結動蒸気機械×2基】
吃水:9.3m
出力:120,000hp
   【112,000hp】
武装:
42口径15inch連装砲3基、45口径4.5inch連装砲10基
【45口径4inch3連装砲3基、同単装砲4基】、40口径2pdr
ポンポン砲3基【2基】、21inch4連装魚雷発射管2基
最大速力:30.75kt
      【28.3kt】
航続距離:15ktで9,400浬
乗員定数:1,000名

同型艦名(2隻)
レナウン[Renown]レパルス[Repulse] 

レナウン型巡洋戦艦について
 第一次大戦の前に巡洋戦艦(戦艦と同等の火力を持つが軽量化により巡洋艦と同程度の速力を発揮する艦)の建造を提唱したフィッシャー[John Arbuthnot Fisher, 1st Baron Fisher of Kilverstone]第一海軍卿(英海軍の武官最高位。日本海軍の軍令部総長に相当)が、第一次大戦中に巡洋戦艦の追加建造を要求したことから建造された艦。建造予定だった「リヴェンジ」型戦艦のうち2隻を計画変更して資材を流用、当クラスを建造することとなった。
 主砲は「リヴェンジ」型戦艦と同様の15インチ砲を搭載しているが、装甲は非常に薄く、また水深の浅いバルト海方面での活動を見込んでいたため吃水も浅く作られている。第一次大戦中ということもあり建造は急がれたが、結局完成した艦は非常に防御力が弱かったため改修工事が追加され実戦に参加することはほとんど無かった。
 両大戦の間に兵装強化や防御力強化の改装を受けており排水量が増加している。ただし「レナウン」は機関も最新のものに換装されたため排水量増加に伴う速力低下はほとんど無かった。
 第二次大戦において「レナウン」はノルウェイ沖からインド洋まで幅広い戦線で活躍しており、英国海軍中最も長い距離を航行した戦艦となっているが、姉妹艦である「レパルス」は対日戦開戦初頭に日本海軍の航空攻撃により沈没、「プリンス・オブ・ウェールズ」と共に世界初の航空機により沈められた戦艦として歴史に記録されている。

レナウン型戦艦の歴史
レナウン[Renown]
1915年 1月25日フェアフィールド社にて起工
1916年 3月 4日進水
       9月竣工
1923年 5月防御力強化改修を実施。完了は1926年8月
1936年 9月機関および兵装の大改修を実施。完了は1939年2月
1939年本国艦隊に所属し第二次大戦に参加
1940年 4月ノルウェー方面へ派遣。船団護衛などに従事
1941年H部隊に所属し、地中海沿岸で作戦に従事
1942年本国艦隊に所属。各種作戦に従事
1944年東洋艦隊に所属しインド洋・太平洋方面で作戦に従事
1945年 6月予備役に編入される
1948年除籍。同年3月スクラップとして売却された
レパルス[Repulse]
1915年 1月25日ジョン・ブラウン社にて起工
1916年 1月 8日進水
       8月竣工
1918年12月防御力強化改修を実施。完了は1921年1月
1933年 3月兵装改修を実施。完了は1936年5月
1939年本国艦隊に所属し第二次大戦に参加
1941年10月Z部隊に所属しシンガポールへ派遣される
      12月10日マレー半島沖にて日本海軍機の攻撃を受け沈没


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