航空母艦 プレトリア・キャッスル

Aircraft Carrier "Pretoria Castle"

英国海軍 イギリス海軍


HMS Pretoria Castle
HMS Pretoria Castle
(上段)「プレトリア・キャッスル」(1943年頃:Photo from Imperial War Museum "FL17631"
(下段)「プレトリア・キャッスル」(1943年頃:Photo from Imperial War Museum "A19233"

スペックデータ
排水量:(満)23,450t ボイラー:−−−−−−− 燃料搭載量:不明
全長:(全)181.05m
全幅:23.32m 主機:メーカー不詳ディーゼル機関×2基、2軸推進
吃水:8.76m
出力:11,350hp
武装:
50口径4inch連装高角砲2基、2pdr4連装ポンポン砲4基、
航空機15機搭載
最大速力:18.0kt
航続距離:不明
乗員定数:不明 飛行甲板:170.69×23.16m、昇降機1基

同型艦名(1隻)
プレトリア・キャッスル[Pretoria Castle] 

航空母艦プレトリア・キャッスルについて

 民間貨客航路を複数持つ大手船舶会社ユニオン・キャッスル・ラインが所有する豪華客船として生を受けた当艦であったが、第二次大戦勃発と共に英国防省は特設巡洋艦として使用するため徴発を行った。その後貨物船を改造した護衛空母「オーダシティ」「アクティビティ」の建造実績で商船改造空母への弾みをつけた英海軍が買い取り、空母への改造を行ったものである。他の改造空母が貨物船ベースだったのに対し、当艦は英国唯一の客船改造空母となった。

 1942年に空母への改造が開始され、翌年護衛空母として完成した。艦首部の船体に客船時代のシルエットを残しており英海軍で最大サイズの護衛空母でもあったが、実戦へ参加することはなく大戦中は練習空母として使用され、終戦後は再度商用船へ改造されている。


航空母艦プレトリア・キャッスルの歴史
プレトリア・キャッスル[Pretoria Castle]
1938年10月12日ハーランド&ヴォルフ社にて客船「プレトリア・キャッスル」として竣工
1939年10月英国防省に徴発され武装搭載工事を行う
      11月28日〜特設巡洋艦「プレトリア・キャッスル」として大西洋にて哨戒任務に従事
1942年英海軍が買い取り、同年7月から護衛空母への改造工事を開始
1943年 4月 9日改造工事完了。同年8月護衛空母「プレトリア・キャッスル」として就役
      11月〜英近海にて艦上機の離着艦訓練任務に従事
1944年11月〜離着艦訓練の他、航空雷撃の標的艦任務にも従事
1945年 12月除籍
1946年 1月26日商船として売却され、商船「ウォリック・キャッスル」[Warwick Castle]と改称
1962年スクラップとして解体処分される


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