マジェスティック型 航空母艦

"Majestic" Class Aircraft Carriers

英国海軍


HMS Majestic(HMAS Melbourne)
スペックデータ
排水量:(満)18,085t ボイラー:Admiralty罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:不明
全長:(全)211.83m
全幅:(船)24.38m 主機:Parsons式ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:7.77m
出力:40,000hp
武装:
2pdr4連装ポンポン砲6基、(カナダ海軍へ移管後のPowerfulは50口径
3inch高角砲8基に変更している)40mmボフォース機関砲25〜30基、
航空機37機(戦後大型化した機体は20機程度)搭載
最大速力:25.0kt
航続距離:14ktで12,000浬
乗員定数:1,400名 飛行甲板:211.38×34.14m、昇降機2基

同型艦名(5隻+未竣工1隻)
マジェスティック[Majestic]マグニフィセント[Magnificent]テリブル[Terrible]
リヴァイアサン[Leviathan]パワフル[Powerful]ハーキュリーズ[Hercules]

マジェスティック型航空母艦について
 第二次大戦勃発による航空戦力増強のため 「コロッサス」型と同時 期に建造された軽空母。「コロッサス」型とサイズ的に変化はないものの若干排水量が増大している。これ は甲板などに若干の装甲を施したためで、航空機の搭載量には変化は無かった。
 1943年から6隻の建造が開始されたが終戦までに完成せず、「リヴァイアサン」は建造中止となり、他 の姉妹艦も竣工後(「マジェスティック」などに至っては竣工前から)他国へ貸与または売却されてしまい、 英国海軍では全く使用されることなく終わっている。

マジェスティック型航空母艦の歴史
マジェスティック[Majestic]
1943年 4月15日ヴィッカース・アームストロング社バーロー造船所にて起工
1945年 2月28日進水
      8月?戦争終結のため建造を中断する
1949年オーストラリア海軍に売却され、アングルドデッキ化を含め工事再開。
1955年10月28日竣工。オーストラリア海軍空母「メルボルン」[Melbourne]と改名
1956年 3月 5日ポーツマスにてオーストラリア海軍へ引き渡し
      5月14日オーストラリア海軍の艦隊旗艦となる
1964年 2月駆逐艦「ヴォヤージャー」[Voyager]と衝突事故をおこす
1969年 7月 3日米駆逐艦「フランク・E・エヴァンズ」と衝突事故を起こす
1972年ベトナムへの輸送作戦に参加
1982年 6月30日除籍。保管船となる
1985年中国へスクラップとして売却される
2001年当艦の飛行甲板が中国軍の艦上飛行士養成訓練に使用されていることを報道される
マグニフィセント[Magnificent]
1943年 7月29日ハーランド&ヴォルフ社にて起工
1944年11月16日進水
1948年 4月17日竣工。カナダ海軍へ貸与される
1956年スエズ危機に際してエジプトへ派遣される
1957年英国へ返還される
1961年除籍。1965年スクラップとして解体処分される
テリブル[Terrible]
1943年 4月19日デヴォンポート造船所にて起工
1944年 9月30日進水
1945年 8月?戦争終結のため建造を中断する
1948年 2月16日オーストラリア海軍に売却され、工事再開
1949年 2月 5日竣工。オーストラリア海軍空母「シドニー(3代)」[Sydney]と改名
1950年〜国連艦隊に所属し朝鮮戦争へ参加
1953年 6月〜練習空母へ種別変更
1962年輸送艦へ種別変更
1973年除籍。1975年スクラップとして解体処分される
リヴァイアサン[Leviathan]
1943年10月18日スワン・ハンター社にて起工
1945年 6月 7日進水
      8月?戦争終結のため建造中止となる。以降は部品取り用の保管船となる
1968年 5月廃船となり順次解体される
     10月ボイラーをアルゼンチン海軍空母「ベインテシンコ・デ・マヨ」修理に流用される
パワフル[Powerful]
1943年11月21日ハーランド&ヴォルフ社にて起工
1945年 2月27日進水
      8月?戦争終結のため建造中止となる。以降はベルファストにてモスボールとなる
1952年 4月23日カナダ海軍へ売却され、アングルドデッキ化を含め艤装工事開始
1957年 1月17日竣工。カナダ海軍空母「ボナヴェントゥラ」[Bonaventure]と改名
      6月26日カナダ海軍へ引き渡される
1961年対潜空母(ASW Carrier)へ種別変更
1966年〜オーバーホールを実施
1970年 7月 3日除籍。1971年スクラップとして解体処分される
ハーキュリーズ[Hercules]
1943年11月12日ヴィッカース・アームストロング社タイン造船所にて起工
1945年 9月22日進水
1946年 5月ハーランド&ヴォルフ社へ艤装工事を引き継ぐ。アングルドデッキ化も実施
1947年?竣工するも、そのままモスボール処理となる
1957年 1月インド海軍へ売却される
1961年 3月 4日インド海軍へ引き渡し。インド海軍空母「ヴィクラント」[Vikrant]と改名
1979年〜シーハリアー運用のための改装工事を実施。完了は1982年
1989年甲板へのスキージャンプ滑走台設置工事を実施
1997年 1月31日除籍。保管船として現在も係留されている


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