(沿岸)敷設艦 プロヴァー

(Coastal) Minelayer "Plover"

英国海軍 イギリス海軍


HMS Plover
敷設艦「プロヴァー」(1942年)
スペックデータ(竣工時)
排水量:(常)805t ボイラー:(形式不詳)水管罐・重油専焼×2基 燃料搭載量:重油116t
全長:(全)59.5m
全幅:11.5m 主機:直立型往復動蒸気機関(3段膨張式)×2基、2軸推進
吃水:3.1m
出力:1,400hp
武装:
7.7mm単装機銃2基(後に45口径3inch単装砲1基へ換装)、
機雷80個(後に100個まで増加)搭載
(大戦中に70口径20mm単装機関砲1基追加)
最大速力:14.7kt
航続距離:不明
乗員定数:69名

同型艦名(1隻)
プロヴァー[Plover]

(沿岸)敷設艦 プロヴァーについて

 イギリス海軍が専用の機雷敷設艦として建造した2隻目の艦。先に建造された敷設艦「アドヴェンチャー」が大型の艦隊敷設艦であったのとは異なり、当艦は沿岸部向けの小型艦であった。1930年代半ばに建造が行われ、1937年に就役している。船体は遠洋漁船様の形状をしており、機関も水管ボイラーにレシプロ機関と高性能よりも費用と安定性を重視したものとなっていた。

 第二次大戦では欧州の幅広い戦域で機雷敷設を行っており、終戦までに約一万五千個以上の機雷を敷設したと言われている。当艦が敷設した機雷により独駆逐艦「ブルーノ・ハイネマン(Z.8)」や独潜水艦「U−325」などが沈められたと推定されている。
 戦後は水雷学校の練習艦として使用されていたが、1967年に退役し69年に解体処分となった。


(沿岸)敷設艦 プロヴァーの歴史
プロヴァー[Plover] (M26)
1936年10月 7日ウィリアム・デニー社[William Denny and Brothers]にて起工
1937年 6月 8日進水
       9月27日竣工
1939年 9月〜第二次大戦勃発。英仏海峡などで機雷敷設に従事
      11月〜フォース湾[Firth of Forth]で機雷敷設に従事
1940年 5月〜本国東海岸沿岸にて機雷敷設に従事
      11月〜ハンバー[Humber]にてオーバーホールを実施(完了は翌年1月)
1941年 2月〜セントジョージズ海峡や東海岸沿岸で機雷敷設に従事
1942年 2月ドーバー海峡にて衝突事故をおこし、損傷を負う
       4月〜修理後、東海岸沿岸の機雷敷設に復帰
1944年 4月〜フランス上陸作戦支援のための機雷敷設などに従事
       7月〜対潜作戦のため、英仏海峡などで機雷敷設に従事
1945年 5月〜欧州での戦闘終了。水雷学校練習艦への改修工事を実施
       8月〜大戦終結。水雷学校の練習艦となり、艦名を「ヴァーノン」[HMS Vernon]と改称
1967年廃船。69年解体処分


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