”Ca”型 駆逐艦

"Ca" Class Destroyers

英国海軍 イギリス海軍


HMS Cavendish
スペックデータ
排水量:(基)1,710t ボイラー:Admiralty罐・重油専焼×2基 燃料搭載量:重油615t
全長:(全)110.53m
全幅:10.86m 主機:Parsons式ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:5.18m
出力:40,000hp
武装:
45口径11.4cm単装砲4基、56口径40mm連装機関砲1基、70口径
20mm連装機関砲4基、21inch魚雷4連装発射管2基、爆雷70個(投射
機4、投下軌条2)※Capriceのみ40mm機関砲に代えて2pdr4連装ポンポ
ン砲が搭載された
最大速力:36.75kt
航続距離:20ktで4,680浬
乗員定数:186名

同型艦名(8隻:艦名水色太字が嚮導艦
シーザー[Caesar]カンブリアン[Cambrian]カプリース[Caprice]
キャロン[Carron]キャリスフォート[Carysfort]カッサンドラ(2代)[Cassandra(2)]
カバリエ[Cavalier]カヴェンジシュ(2代)[Cavendish(2)] 

”Ca”型駆逐艦について
 1942年初頭の第11次戦時緊急計画で建造された急造駆逐艦。第一次大戦後に建造された駆逐艦に対してアルファベット全文字(XとYを除く)を使用してしまったため、第11次計画艦からは艦名に同一頭文字の単語を使用しない予定であったが、カナダ海軍に譲渡した”C”型の穴を埋めるようにCで始まる単語を使用するようになった。8隻ずつ4期のグループに分けて計32隻が建造されたが、それぞれのグループの艦名頭文字2文字を取った名称で通常はクラス分けされている。
 ”Z”型と同様の11.4センチ(4.5インチ)砲を主砲とした艦でスペック的にも変化は無いが、本国艦隊からほとんど離れなかった”Z”型と異なり、当クラスは大戦末期にインド洋へ展開している。
 全艦とも大戦を生き残り、戦後一部の艦は艦対空ミサイルを搭載したミサイル駆逐艦に改修されている。また「カバリエ」は1975年に退役後記念艦としてサザンプトンで公開されている。

”Ca”型駆逐艦の歴史
シーザー[Caesar](嚮導艦)(R07)
1943年 4月 3日ジョン・ブラウン社にて「レンジャー」の名で起工
1944年 2月14日進水。艦名を「シーザー」と改名
     10月 5日竣工。北海にて船団護衛任務などに従事
1945年 4月〜東洋艦隊に転属。インド洋にて護衛任務等に従事
1946年退役。予備役艦となる
1960年近代化改修を実施後、艦隊に復帰
1965年退役
1967年 1月 6日除籍。スクラップとして解体処分される
カンブリアン[Cambrian] (R85)
1942年 8月14日スコッツ社にて「スピットファイア」の名で起工
1943年12月10日進水。艦名を「カンブリアン」と改名
1944年 7月14日竣工
1946年退役。予備役艦となる
1963年近代化改修を実施後、艦隊に復帰
1968年退役
1971年 9月 3日除籍。スクラップとして解体処分される
カプリース[Caprice] (R01)
1942年 9月28日ヤーロー社にて「スワロー」の名で起工
1943年 9月16日進水。艦名を「カプリース」と改名
1944年 4月 5日竣工
1979年10月 5日除籍。スクラップとして解体処分される
キャロン[Carron] (R30)
1942年11月26日スコッツ社にて「ストレニュアス」の名で起工
1944年 3月28日進水。艦名を「キャロン」と改名
     11月 6日竣工
1967年 4月 4日除籍。スクラップとして解体処分される
キャリスフォート[Carysfort] (R25)
1943年 5月12日J・S・ホワイト社にて「ピーク」の名で起工
1944年 7月25日進水。艦名を「キャリスフォート」と改名
1945年 2月20日竣工。北海にて船団護衛任務などに従事
1946年退役。予備役艦となる
1953年〜54年近代化改修を実施後、艦隊に復帰
1966年 2月 8日仏潜「モルス」[Morse]と衝突事故を起こす
1969年 2月退役
1970年11月 1日除籍。スクラップとして解体処分される
カッサンドラ(2代)[Cassandra(2)] (R62)
1943年 1月 3日ヤーロー社にて「トルマリン」の名で起工
     11月29日進水。艦名を「カッサンドラ」と改名
1944年 7月28日竣工。北海にて船団護衛任務などに従事
     12月11日ムルマンスク沖にて独潜水艦「U−365」の雷撃を受け艦首部切断、大破
ムルマンスクにて応急修理を実施後本国へ帰還し修理
1967年 4月28日除籍。スクラップとして解体処分される
カバリエ[Cavalier] (R73)
1943年 2月28日J・S・ホワイト社にて「ペリュー」の名で起工
1944年 4月 7日進水。艦名を「カバリエ」と改名
     11月22日竣工
1945年船団護衛や機雷敷設任務などに従事
1977年10月21日除籍。記念艦としてサザンプトンにて公開される
カヴェンジシュ(2代)[Cavendish(2)] (R15)
1943年 5月19日ジョン・ブラウン社にて「シビル」の名で起工
1944年 4月12日進水。艦名を「カヴェンジシュ」と改名
     12月13日竣工
1967年 8月17日除籍。スクラップとして解体処分される


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2013,08,25(First Up2004,02,17)