セントー型 航空母艦

"Centaur" Class Aircraft Carriers

英国海軍


HMS Centaur
スペックデータ(竣工時)
排水量:(満)27,800t
(Centaurは26,200t)
ボイラー:Admiralty罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:重油3,500t
(Albion,Bulwarkは4,083t)
全長:(全)198.12m
全幅:(船)36.58m 主機:Parsons式ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:8.43m
出力:76,000hp
(Albion,Bulwarkは78,000hp)
武装:
40mm6連装ボフォース機関砲2基、同連装機関砲8基(Hermesは5基)、
同単装機関砲2基、3pdr砲(礼砲用)3基
航空機40機(戦後大型化した機体は20機前後)搭載
最大速力:28.5kt
航続距離:20ktで5,040浬
(Albion,Bulwarkは6,000浬)
乗員定数:最大2,100名 飛行甲板:223.42×36.58m、昇降機2基

同型艦名(4隻+計画中止4隻)
セントー[Centaur]アルビオン[Albion]
ブルワーク[Bulwark]ハーミス(2代)[Hermes(2)]
エラガント[Arrogant](計画中止)モンマス[Monmouth](計画中止)
ハーミス[Hermes](計画中止)ポリフィーマス[Polyphemus](計画中止)

セントー型航空母艦について
 「コロッサス」型「マジェスティック」型に 続く軽空母として1943年に計画されたもの。これら の1942年計画型軽空母に比べ船体が拡大しており、基準排水量も4,000tほど大きくなっている。 全部で8隻の建造が計画されたが第二次大戦終結のため4隻の建造が中止され、残り4隻も一時建造中止 などの影響から完成は1950年代に入ってのこととなっている。
 完成が遅れたため3番艦「ブルワーク」までは艤装工事に際してアングルドデッキへの改修工事も実施 されており、竣工時からアングルドデッキを備えた最初の英国空母となった。また「ハーミス」(2代) (元々は計画中止となった艦に予定された名称で、4番艦は「エレファント」が当初の名称だった。当サ イトでは中止となった艦はカウントせず、「エレファント」から改称した4番艦を2代目とした)は大幅 な設計改修が行われたため完成が他の艦よりも5年程遅れている。
 全艦とも戦後の英国艦隊の中心となる航空母艦であったが、「アルビオン」「ブルワーク」は1960 年代初頭に強襲揚陸艦(兼ヘリ空母)へ改造されている。「ハーミス」(2代)以外の艦は1970年代 に第一線から退いているが、「ハーミス」(2代)は1986年にインドへ売却され、現在もインド海軍 の空母「ヴィラート」として現役である。

セントー型航空母艦の歴史
セントー[Centaur]
1944年 5月30日ハーランド&ヴォルフ社にて起工
1947年 4月22日進水
1953年 9月 1日竣工
1957年蒸気カタパルトの設置工事を実施
1965年12月除籍。以降は輸送艦として使用される
1971年初頭廃船。翌年スクラップとして解体処分される
アルビオン[Albion]
1944年 3月22日スワンハンター社にて起工
1947年 5月 6日進水
1954年 5月26日竣工
1956年スエズ動乱に際してエジプト攻撃に参加
1960年12月〜強襲揚陸艦への改修工事を実施。固定翼機運用装備を撤去。完了は1962年
1966年インドネシアの争乱に際して派遣される
1973年 3月 2日除籍。同年10月スクラップとして売却される
ブルワーク[Bulwark]
1945年 5月10日ハーランド&ヴォルフ社にて起工
1948年 6月22日進水
1954年11月 4日竣工
1956年スエズ動乱に際してエジプト攻撃に参加
1958年中東危機に際してペルシャ湾へ派遣
1959年 1月〜強襲揚陸艦への改修工事を実施。固定翼機運用装備を撤去。完了は翌年
1964年インドネシアの争乱に際して派遣される
1966年ケストレル(「シーハリアー」の大元となった垂直離着陸実験機)の実験に使用される
1976年 5月除籍。予備役艦となる
1979年 2月23日再就役。各種演習に参加
1980年 3月15日ボイラー出火事故により損傷
     11月 9日格納庫からの出火事故により大破
1981年 3月27日除籍。1984年スクラップとして売却される
ハーミス(2代)[Hermes(2)]
1944年 6月21日ヴィッカース・アームストロング社バーロー造船所にて
「エレファント」[Elephant]の名で起工
1945年(?)「ハーミス」と改名
1953年 2月16日進水
1959年11月18日竣工
1971年上陸支援空母に類別変更
1970年代後半垂直離着陸機に対応するためスキージャンプ甲板への改装を実施
1981年フォークランド紛争に英機動艦隊旗艦として参加
1984年 4月12日除籍
1986年 4月19日インドへ売却される
1987年 5月12日インド海軍に就役。「ヴィラート」[Viraat]と改名
1999年近代化改修工事を実施。寿命延長により2010年頃まで就役する予定である
エラガント[Arrogant]
1945年10月20日計画中止となる
モンマス[Monmouth]
1945年10月20日計画中止となる
ハーミス[Hermes]
1945年10月20日計画中止となる
ポリフィーマス[Polyphemus]
1945年10月20日計画中止となる


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