アヴェンジャー型 護衛空母

"Avenger" Class Escort Carriers

英国海軍


HMS Avenger
スペックデータ
排水量:(満)14,500t ボイラー:−−−−−−− 燃料搭載量:不明
全長:(全)150.04m
全幅:(船)21.18m 主機:メーカー不詳ディーゼル機関×2基、1軸推進
吃水:7.62m
出力:5,200hp
武装:
50口径4inch単装高角砲3基、
航空機15機搭載(例:ソードフィッシュ12、マートレット3)
最大速力:16.0kt
航続距離:不明
乗員定数:555名 飛行甲板:146.30×21.34m、昇降機1基

同型艦名(4隻)
アヴェンジャー
[Avenger]
バイター
[Biter]
ダッシャー
[Dasher]
チャージャー
[Charger]

アヴェンジャー型護衛空母について
 「アーチャー」と同 様、米国から貸与された貨物船改造の護衛空母。最終的に38隻もの数が貸与されることになる護衛空 母の第一陣として英国へ送られた艦である。
 基本的な設計は「アーチャー」とほぼ同じであるが、ベースとなった貨物船の設計が異なり同一クラ スとは言い難いので当サイトでは別クラスとして扱っている。
 姉妹艦4隻とも1941年初頭に英国へ貸与される予定であったが、「チャージャー」だけは英国へ 貸与される前に米国へ返還され(返還後、甲板上に小型の艦橋を設置したため姉妹艦とは異なったスタ イルとなっている)艦載機パイロットの訓練用空母として使用されている。「アヴェンジャー」と「ダ ッシャー」は戦没してしまったが、「バイター」は第二次大戦を生き延び、戦後はフランス海軍に貸与 され1960年代まで現役として使用されていた。

アヴェンジャー型護衛空母の歴史
アヴェンジャー[Avenger]
年月不詳サン造船にて貨物船「リオ・ハドソン」[Rio Hudson]として竣工
1940年11月27日サン造船にて護衛空母への改造工事を開始
1942年 3月 2日竣工。護衛空母「アヴェンジャー」として英海軍籍へ編入
      9月 3日〜ソビエト向け船団の護衛任務に従事
      9月14日当艦所属機が英駆逐艦と共同で独潜「U−589」を撃沈
     10月22日〜トーチ作戦(北アフリカ上陸)の陽動部隊としてアルジェリア沖へ派遣
     11月 8日〜トーチ作戦の支援を行う
     11月14日トーチ作戦終了のため英本国へ帰還を開始
     11月15日ジブラルタル海峡南西にて独潜水艦「U−155」の雷撃を受け沈没
バイター[Biter]
年月不詳サン造船にて貨物船「リオ・パラナ」[Rio Parana]として竣工
1940年12月18日サン造船にて護衛空母への改造工事を開始
1942年 5月 1日竣工。護衛空母「バイター」として英海軍籍へ編入
     11月 8日〜トーチ作戦に参加。上陸部隊の上空支援を行う
     12月〜航空燃料供給システムの修正工事を実施。完了は翌年2月
1943年 3月〜大西洋にて船団護衛任務に従事
1945年 4月 9日除籍。米海軍へ返還される
 そのままフランス海軍に貸与される。艦名を「デュズミュド」[Dixmude]と改称
1966年 6月10日仏海軍籍除籍。米海軍へ返還される
 同年中に標的艦として使用され沈没
ダッシャー[Dasher]
年月不詳サン造船にて貨物船「リオ・デ・ジャネイロ」[Rio de Janeiro]として竣工
1941年 4月12日サン造船にて護衛空母への改造工事を開始
1942年 7月 1日竣工。護衛空母「ダッシャー」として英海軍籍へ編入
     11月 8日〜トーチ作戦に参加。上陸部隊の上空支援を行う
     12月〜ソビエト向け船団の護衛任務に従事
1943年 3月27日クライド湾にて航空燃料の爆発事故により沈没
チャージャー[Charger]
年月不詳サン造船にて貨物船「リオ・デ・ラプラタ」[Rio de la Plata]として竣工
1941年 3月 1日サン造船にて護衛空母への改造工事を開始
     10月 4日米海軍へ返還することを決定
1942年 1月24日米護衛空母「チャージャー」と命名される
      3月 3日竣工。米海軍籍へ編入
1942年中頃〜チェサピーク湾において航空機搭乗員の練習艦として使用される
1949年除籍。売却され民間貨物船「フェアシー」[Fairsea]となる
1966年廃船。スクラップとして解体処分される


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