潜水艦 O7

Submarine "O7"
Onderzeeboot van de "O7"


オランダ海軍 オランダ海軍


Hr.Ms. O7
「O7」(撮影時期不詳)
スペックデータ
排水量(水上):176t排水量(水中):206t全長:(全)34.7m
出力(水上):350hp出力(水中):185hp全幅:3.90m
最大速力(水上):11.5kt最大速力(水中):8.5kt吃水:2.88m
航続距離(水上):10ktで750浬航続距離(水中):7ktで42浬乗員数:15名
燃料搭載量:重油 搭載量不明安全潜行深度:40m
主機関:MAN 式ディーゼル機関×1基+(メーカー不詳)電動モーター×1基、1軸推進
武装:
《魚雷5発搭載》45cm魚雷発射管3門(艦首2、艦尾1)、
7.9mm単装機関銃1基

同型艦名(1隻)
O7 [O7]

潜水艦 O7について

 日露戦争の開戦直後にアメリカへホランド潜水艇(後の「第一潜水艇」型)の建造を発注した日本海軍より少し早く、オランダ海軍も同じホランド潜水艇のライセンスを購入し、国内のスヘルデ工廠で建造を行った。これがオランダ海軍初の潜水艇「O1」(Oはオランダ語で潜水艦(艇)を指すオンダラゼーボート[Onderzeeboot]の頭文字)であったが、その後もオーストリア=ハンガリー帝国のホワイトヘッド社設計の「O2」型(1935年退役)や「K」(Kはオランダ語で植民地を指すコロニー[Kolonie]の頭文字)、ホランド型の独自改良型となる「O6」(1936年退役)などを立て続けに建造して、潜水艦建造のノウハウを蓄積した。
 当潜水艇(小型潜水艦)は、ホワイトヘッド社のマーレイ・ヘイ[Marley F. Hay]が設計した「O2」型の拡大改良型として建造されたものであったが、ホランド型をベースとした「O6」に非常に似通った艦でもあった。

 1916年末にオランダ海軍へ就役した当艦は、本国沿岸での哨戒任務などに従事していたが、老朽化のため1935年からは練習潜水艦として使用されるようになっており、1939年11月に退役した。退役後はスクラップとして売却される予定であったが、1940年にドイツ軍がオランダへ侵攻した際に、デン・ヘルダー[Den Helder]の港に係留されているところを鹵獲された。しかし、あまりに小型かつ老朽化していたためドイツ軍も再使用することはなく放置され、1944年に浸水のため沈没着底してしまっている。


潜水艦 O7の歴史
O7 [O7]
1914年 5月12日ファイエノールト社[Maatschappij Fijenoord]にて起工
1916年 7月22日進水
      12月23日竣工。オランダ海軍に就役後は本国沿岸の哨戒などに従事
1927年 5月18日テッセル沖にてスウェーデン汽船「スカニア」[SS Scania]と衝突。軽微な損傷を負う
1935年秋〜練習潜水艦として使用されるようになる
1939年11月21日退役。保管船としてデン・ヘルダーに係留される
1940年 5月10日ドイツ軍のオランダ侵攻が開始。侵攻してきた独軍によりデン・ヘルダーにて鹵獲されるが、再使用されず放置となる
1944年 5月 2日浸水のため湾内で沈没着底。終戦後、浮揚されスクラップとして売却処分


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