K XI型 潜水艦

"K XI" Class Submarines
Onderzeeboot van de "K XI" Klasse


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Hr.Ms. K XIII
「K XIII」(撮影時期不詳)
スペックデータ
排水量(水上):688t排水量(水中):828t全長:(全)66.7m
出力(水上):2,400hp出力(水中):654hp全幅:6.15m
最大速力(水上):17.0kt最大速力(水中):8.0kt吃水:3.78m
航続距離(水上):8ktで3,500浬航続距離(水中):8ktで25浬乗員数:31名
燃料搭載量:重油 40t安全潜行深度:60m
主機関:MAN式ディーゼル機関×2基+(メーカー不詳)電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《53cm魚雷4発搭載》53cm魚雷発射管2門(艦首2)、
《45cm魚雷8発搭載》45cm魚雷発射管4門(艦首2、艦尾2)、
42口径88mm単装砲1基、(1920年代に12.7mm単装機銃1基を追加)

同型艦名(3隻)
K XI [K XI]K XII [K XII]K XIII [K XIII]

K XI型 潜水艦について

 「K VIII」型に続いて建造されたオランダ海軍の植民地警備向け航洋潜水艦。船体は「K VIII」型より大型化し、機関や蓄電池が強化されたため水上・水中とも高速を発揮できた。また、艦首に53センチ(21インチ)魚雷の発射管を2門装備したが、従前の45センチ魚雷発射管も残していたため、艦内には二種類の魚雷が混在することになった。
 船体は「K VIII」型と同様のダブルハルだったが、潜水深度は60メートルと大きくなっている。

 1925年から26年にかけて3隻が竣工した当クラスは、他のK型潜水艦と同様に蘭領東インドにて警備任務に従事した。対日戦勃発後、日本軍がインドネシアへ迫ると「K XI」と「K XII」の2隻はイギリスの支配地域へ逃れ、英海軍指揮下で行動したが、両艦とも老朽化や交換用部品の不足により終戦前に退役した。「K XIII」は日本軍による捕獲をおそれスラバヤで自沈している。


K XI型 潜水艦の歴史
K XI [K XI](英海軍艦番号 N53)
1922年12月 9日ファイエノールト社[Maatschappij Fijenoord]にて起工
1924年 4月24日進水
1925年 3月24日竣工
      10月15日蘭領東インドへ向け出港。同年12月28日サバン[Sabang]へ到着
1939年 9月〜第二次大戦勃発。スラバヤを拠点に哨戒任務に従事
1941年12月〜対日戦勃発。マラヤ東方などの哨戒任務に従事
1942年 3月〜日本軍の侵攻を受け、コロンボへ向け脱出
コロンボ到着後はインド洋での哨戒や訓練任務に従事
1945年 2月20日〜フリーマントル(濠州)へ移動
       4月11日退役
その後、処分のため濠海軍へ引き渡す直前に浸水事故のため沈没
1946年 9月浮揚後、曳航されロットネスト島沖へ行き自沈処分
K XII [K XII](英海軍艦番号 N61)
1923年 1月 9日ファイエノールト社にて起工
1924年 7月15日進水
1925年 5月19日竣工
1926年 9月19日蘭領東インドへ向け出港。同年12月29日スラバヤへ到着
1939年 9月〜第二次大戦勃発。スラバヤを拠点に哨戒任務に従事
1941年12月〜対日戦勃発。南シナ海などの哨戒任務に従事
      12月16日〜英海軍指揮下でシンガポールを拠点に哨戒任務に従事
1942年 3月〜日本軍の侵攻を受け、フリーマントルへ向け脱出
その後、シドニーにて修理後は濠州周辺で任務に従事
      11月〜ジャワ島への濠陸軍特殊部隊(レンジャー)上陸支援などに従事
1943年 5月〜オーストラリア西岸にて哨戒任務や訓練任務に従事
1944年 9月 9日(5月5日説あり)退役
1946年スクラップとして売却。後に解体処分
K XIII [K XIII]
1923年10月15日ファイエノールト社にて起工
1924年12月23日進水
1926年 3月29日竣工
       5月27日蘭領東インドへ向け出港。同年12月13日スラバヤへ到着
1939年 9月〜第二次大戦勃発。スラバヤを拠点に哨戒任務に従事
1941年12月〜対日戦勃発。南シナ海などの哨戒任務に従事
      12月21日シンガポールにて蓄電池の爆発事故により犠牲者が出る
1942年 1月初頭修理のため蘭駆「ファン・ネス」に曳航されスラバヤへ帰還
       3月 2日修理中で行動不能だったため、日本軍侵攻の際に捕獲をおそれ自沈


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