ハーラル・ホールファグレ型 海防戦艦

Coastal defence ship"Harald Haarfagre" Class
Panserskip "Harald Haarfagre" klassen


ノルウェー海軍 他 ノルウェー海軍 ドイツ海軍


Tordenskjold
「トルデンショル」(竣工直後(1898年):Photo from Wikimedia Commons)
スペックデータ(【 】内は独軍鹵獲後)
排水量:(満)3,852t ボイラー:Yarrow罐・石炭・重油混焼×6基 燃料搭載量:石炭 520t【400t】
全長:(全)92.7m
全幅:14.8m 主機:二段膨張型往復動蒸気機関×2基、2軸推進
吃水:5.4m
出力:4,500hp
武装:
44口径20.8cm単装砲2基、46口径12cm単装砲6基、40口径12pdr単装砲6基、
23口径3.7cm5連装ガトリング砲6基、45cm魚雷発射管2門
(後に4.7cm単装速射砲2基(1923年)、7.6cm単装速射砲2基(1939年)等を追加)
【65口径10.5cm単装高角砲6基、4cm単装機関砲2基、2cm単装対空機銃14基】
最大速力:16.9kt【14.0kt】
航続距離:不明
乗員定数:249名

同型艦名(2隻)
ハーラル・ホールファグレ
[Harald Haarfagre]
トルデンショル
[Tordenskjold]

ハーラル・ホールファグレ型 海防戦艦について
 19世紀末に連合を組んでいたスウェーデンとの間におこった問題(領事問題や領事事件と呼ばれる)により、国境防備を厳重にするため建造されたノルウェー海軍の海防戦艦。当時の艦としてオーソドックスな衝角(ラム)の突き出た艦首をした装甲艦である。同時期に英国で建造された日本海軍の装甲巡洋艦「浅間」と比較すると、排水量は三分の一程度にもかかわらず主砲や舷側砲は(砲門数こそ半分だが)ほぼ同口径のものを搭載しており、他国の海防戦艦と同様、小型の船体ながら強武装を施した艦であるといえる。
 就役後はノルウェー沿岸部の警備任務に従事し、第一次大戦後に士官候補生の練習艦となっている。その後第二次大戦が始まり、ドイツ軍がノルウェーに侵攻すると両艦ともドイツ軍に鹵獲され、ドイツ海軍の防空艦として使用された。終戦時に両艦とも生き残っており、その後ノルウェーに返還されたが、そのまま解体処分となっている。

ハーラル・ホールファグレ型 海防戦艦の歴史
ハーラル・ホールファグレ[Harald Haarfagre]
1896年英アームストロング社にて起工
1897年進水
1898年竣工
1905年スウェーデンとの連合解消。国境警備に従事
1914年第一次大戦勃発。ノルウェーは中立国だったので国境警備などに従事
1920年代士官候補生の練習艦となり訓練任務に従事
1940年 4月ドイツ軍の侵攻を受け、ドイツ軍に鹵獲される
1941年改装後、独海軍防空艦「テーティス」[Thetis]となる
1945年 5月終戦。ノルウェーに返還され、元の名前に戻る
1947年解体処分
トルデンショル[Tordenskjold]
1896年英アームストロング社にて起工
1897年 3月18日進水
1898年竣工
1905年スウェーデンとの連合解消。国境警備に従事
1914年第一次大戦勃発。ノルウェーは中立国だったので国境警備などに従事
1920年代士官候補生の練習艦となり訓練任務に従事
1940年 4月ドイツ軍の侵攻を受け、ドイツ軍に鹵獲される
1941年改装後、独海軍防空艦「ニンフェ」[Nymphe]となる
1945年 5月終戦。ノルウェーに返還され、元の名前に戻る
1948年解体処分


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