ツーピ型 潜水艦

"Tupi" Class Submarines (ex "Adua" Class)
Submarino da Classe "Tupi"


ブラジル海軍 ブラジル海軍


Tupi
「ツーピ」(1937年)
スペックデータ
排水量(水上):674t排水量(水中):853t全長:(全)60.2m
出力(水上):1,400hp出力(水中):800hp全幅:6.45m
最大速力(水上):14.0kt最大速力(水中):7.5kt吃水:4.60m
航続距離(水上):8.5ktで2,150浬航続距離(水中):4ktで72浬乗員数:33名
燃料搭載量:重油 47t安全潜行深度:80m
主機関:Fiat式ディーゼル機関×2基+(メーカー不詳)電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷12発搭載》53cm魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
47口径10cm単装砲1基、13.2mm連装機銃2基、

同型艦名(3隻)
ツーピ [Tupi]
(旧「ネゲリ」)
ティンビラ [Timbira]
(旧「ゴンダル」)
タモイオ [Tamoio]
(旧「アシアンギ」)

ツーピ型 潜水艦

 元はイタリア海軍のために建造が計画されていた「アデュア」型の艦であったが、1937年頃にブラジル海軍が潜水艦戦力の拡充を目指し、イタリアから建造途中の艦を購入したものである。各艦とも37年10月に竣工し、翌年3月にブラジルへ到着、就役した。基本的に「アデュア」型の姉妹艦であるためスペックは同じであるが、「アデュア]型が複数の造船メーカーで建造されたのと異なり、当クラスは全艦がOTO社で建造されたため、搭載機関はFIAT社製のものに統一されている。

 第二次大戦では大きな作戦に参加することはなく、「ティンビラ」が大戦中に味方機の誤爆により損傷したものの、全艦とも戦後1950年代末まで使用され、59年に退役した。


ツーピ型 潜水艦の歴史
ツーピ [Tupi]
1936年OTO[Odero-Terni-Orlando]社ムッジアーノ造船所にて伊海軍潜水艦
「ネゲリ」として起工
      11月28日進水
1937年ブラジルへ売却
      10月10日竣工。ブラジル海軍乗員により回航される
1938年 3月14日ブラジル到着後、就役
1939年 9月(第二次大戦勃発。ブラジルは中立政策をとる)
1942年 8月枢軸国へ宣戦布告し第二次大戦に参加
大西洋にて哨戒任務に従事
1959年 8月26日除籍。後に解体処分
ティンビラ [Timbira]
1936年OTO社ムッジアーノ造船所にて伊海軍潜水艦「ゴンダル」として起工
      12月30日進水
1937年ブラジルへ売却
      10月10日竣工。ブラジル海軍乗員により回航される
1938年 3月14日ブラジル到着後、就役
1939年 9月(第二次大戦勃発。ブラジルは中立政策をとる)
1942年 8月枢軸国へ宣戦布告し第二次大戦に参加
大西洋にて哨戒任務に従事
1943年10月 8日空軍の訓練を支援中、誤爆により訓練弾が司令塔に命中
船体は損傷し、艦長以下数名が殉職
1959年 8月26日除籍。後に解体処分
タモイオ [Tamoio]
1936年 6月23日OTO社ムッジアーノ造船所にて伊海軍潜水艦「アシアンギ」として起工
1937年 2月14日進水
 ブラジルへ売却
      10月10日竣工。ブラジル海軍乗員により回航される
1938年 3月14日ブラジル到着後、就役
      12月14日蓄電池の爆発事故により船体を損傷
1939年 9月(第二次大戦勃発。ブラジルは中立政策をとる)
1942年 8月枢軸国へ宣戦布告し第二次大戦に参加
大西洋にて哨戒任務に従事
1959年 8月26日除籍。後に解体処分


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