潜水艦 ウマイタ

Submarine "Humaitá"
Submarino da "Humaitá"


ブラジル海軍 ブラジル海軍


Humaitá
「ウマイタ」(1940年頃:Photo from Wikipedia Commons)
スペックデータ
排水量(水上):1,450t排水量(水中):1,884t全長:86.7m
出力(水上):4,000hp出力(水中):1,000hp全幅:7.77m
最大速力(水上):18.5kt最大速力(水中):9.5kt吃水:4.26m
航続距離(水上):10ktで12,840浬航続距離(水中):4ktで120浬乗員数:61名
燃料搭載量:安全潜行深度:100m
主機関:Ansaldo式ディーゼル機関×2基+(メーカー不詳)電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷12発搭載》53cm魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
41口径12cm単装砲1基、13.2mm単装機銃2基、
機雷16個搭載可能

同型艦名(1隻)
ウマイタ [Humaitá]

潜水艦 ウマイタについて

 第一次大戦前に小型潜水艦3隻をイタリアのフィアット社で建造して、南アメリカで2番目の潜水艦保有国となったブラジルは、第一次大戦の影響で以降の潜水艦戦力拡充が行えない状況にあったが、戦後の1920年代になってようやく航洋型の大型潜水艦を建造することができた。1925年にメキシコへ旧式の海防戦艦「デオドーロ」[Marshal Deodoro]を売却し、その収入を建造費にあてることでイタリアへ大型潜水艦1隻が発注されている。
 建造を受注したイタリアのOTO[Odero-Terni-Orlando]社では伊海軍の「バリッラ」型潜水艦を改設計したものを建造、1927年末には竣工させているが、ブラジルからの支払いが遅れたため引き渡しは1929年になってからのことであった。
 「バリッラ」型と同様、6門の魚雷発射管と12センチ甲板砲1門を持つほか、機雷を搭載することも可能であった。船体のシルエットも改修前の「バリッラ」型と似通ったものであった。アンサルド社のディーゼル機関により長大な航続距離と20ノット近い水上航行速度をもっている。

 第二次大戦でブラジルは連合国側として参戦しているが主要な戦線から遠く離れており、当艦も南大西洋での哨戒任務に従事したが大きな作戦への参加もなく、大戦を無事に生き残った後、1950年代初頭に退役した。


潜水艦 ウマイタの歴史
ウマイタ [Humaitá]
1925年11月25日伊OTO[Cantieri Odero Terni Orlando]社ラ・スペーツィア造船所にて起工
1927年 6月11日進水
1927年末竣工。建造費支払いが遅れたため引き渡しが行われず、岸壁に係留される
1929年 6月11日ブラジルへ引き渡し。同年7月20日、ブラジル海軍就役
1939年 9月(第二次大戦勃発。ブラジルは中立政策をとる)
1942年 8月枢軸国へ宣戦布告し第二次大戦に参加
大西洋にて哨戒任務に従事
1950年11月25日除籍。翌年解体処分


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