オルサ型 水雷艇

"Orsa" Class Torpedo Boats ("Orsa" 1st Series)
Torpediniere Classe "Orsa" ("Orsa" 1a Serie)


イタリア王国海軍


Pegaso
スペックデータ
排水量:(基)840t ボイラー:メーカー不詳・重油専焼×2基 燃料搭載量:重油530t
全長:(全)89.3m
全幅:9.69m 主機:Tosi式オールギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:3.1m
出力:16,000hp
武装:
47口径10cm単装砲2基、13.2mm連装機銃4基、
45cm魚雷連装発射管2基、爆雷搭載数不明(投射機6、
投下軌条4)、機雷20個搭載可能
最大速力:28.0kt
航続距離:14ktで5,100浬
乗員定数:154名

同型艦名
オルサ[Orsa]ペガソ[Pegaso]
オリオーネ[Orione]プロチオーネ[Procione]

オルサ型水雷艇について
 1930年代半ばに「スピカ」型 水雷艇に続いて建造された護衛用艦艇。当初は護衛艦(Avviso Scorta、正確に訳すと護衛用通報艦か?) と類別されていたが、竣工直後に護衛駆逐艦(Cacciatorpediniere di scorta)と変更され、1938年に 水雷艇(Torpediniere)となり、1943年には護衛水雷艇(Torpediniera di Scorta)となった。
 船体は艦隊駆逐艦(直前に竣工した 「マエストラーレ」型など)と 「スピカ」型水雷艇のほぼ中間サイズで、主砲や対空兵装は水雷艇よりも劣っていたが長駆の船団護衛な どに耐えられるよう搭載燃料は大きくなり、速度こそ若干低下したものの航続距離は3倍近くに延びてい る。砲、魚雷、爆雷、機雷とオールマイティな兵装を搭載しており、艦尾には掃海具(パラベーン)も装 備されるなど1隻で多種多様な任務をこなせるようになっているあたりは日本海軍の貧乏性に相通じるも のがある。
 4隻の姉妹艦が建造され、第二次大戦中は護衛任務や哨戒任務などに従事したが、2隻が休戦時に自沈 しており、生き残った2隻は1960年代までイタリア海軍で使用されている。

オルサ型水雷艇の歴史
オルサ[Orsa]
1936年 2月15日CNR[Cantiere Navale Riuniti]パレルモ工廠にて起工
1937年 1月31日進水
1938年 3月30日竣工
1938年護衛駆逐艦へ類別変更、同年中に水雷艇へ再度類別変更
1940年第二次大戦に参加
1943年護衛水雷艇へ類別変更
1951年護衛艦へ類別変更
1954年対潜フリゲートへ類別変更
1964年 7月 1日除籍
ペガソ[Pegaso]
1936年 4月27日バチーニ&スカリ社[Societa Anonima Bacini e Scali]にて起工
1937年 4月21日進水
1938年 3月31日竣工
1938年護衛駆逐艦へ類別変更、同年中に水雷艇へ再度類別変更
1940年第二次大戦に参加
1943年護衛水雷艇へ類別変更
      9月11日ポレンザ湾(マヨルカ島)にて自沈
オリオーネ[Orione]
1936年 2月15日CNRパレルモ工廠にて起工
     12月 8日進水
1938年 3月30日竣工
1938年護衛駆逐艦へ類別変更、同年中に水雷艇へ再度類別変更
1940年第二次大戦に参加
1941年12月16日クレタ島沖にて独潜「U-557」を英潜と誤認し撃沈
1943年護衛水雷艇へ類別変更
1951年護衛艦へ類別変更
1954年対潜フリゲートへ類別変更
1965年 1月 1日除籍
プロチオーネ[Procione]
1936年 4月27日バチーニ&スカリ社にて起工
1937年 3月21日進水
1938年 3月31日竣工
1938年護衛駆逐艦へ類別変更、同年中に水雷艇へ再度類別変更
1940年第二次大戦に参加
1943年護衛水雷艇へ類別変更
      9月 9日ラ・スペーツィアにて自沈


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2006,02,12