クルタトーネ型 水雷艇

"Curtatone" Class Torpedo Boats
Torpediniere Classe "Curtatone"


イタリア王国海軍


Curtatone
スペックデータ
排水量:(公)1,170t ボイラー:Thornycroft罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:重油200t
全長:(全)84.9m
全幅:8.0m 主機:Zoelly式直結タービン×2基、2軸推進
吃水:3.1m
出力:22,000hp
武装:
45口径10.2cm単装砲4基、40口径7.6cm単装砲2基、
45cm魚雷3連装発射管2基、(1930年代に機雷敷設装備を
追加(機雷16個))
最大速力:32.0kt
航続距離:10ktで1,395浬
乗員定数:108名

同型艦名
クルタトーネ[Curtatone]カラタフィミ[Calatafimi]
カステルフィダルド[Castelfidardo]モンザンバーノ[Monzanbano]

クルタトーネ型水雷艇について
 「パレストロ」型に続い て建造された艦隊駆逐艦。3連装魚雷発射管を装備することで雷装の強化が図られているが、その他の 点では「パレストロ」型と変化はあまり無い(各資料のデータを見ると燃料搭載量は増えているのに 航続距離は短くなっている点が不思議ではあるが)。
 1938年に水雷艇へ類別変更されており第二次大戦へも全艦が参加しているが、姉妹艦4隻のう ち3隻が戦没(うち2隻は独軍に接収後戦没)している。生き残った1隻は1950年代初頭までイ タリア海軍にて使用された。

クルタトーネ型水雷艇の歴史
クルタトーネ[Curtatone]
1920年 1月 3日オルランド兄弟社(Fratelli Orlando)にて起工
1922年 3月17日進水
1923年 6月21日竣工
1938年水雷艇へ類別変更
1940年イタリア参戦のため戦争状態となる
1941年 5月20日ピレエフス(ギリシア)港外にて触雷沈没
カラタフィミ[Calatafimi]
1920年12月 1日オルランド兄弟社にて起工
1923年 3月17日進水
1923年 5月24日(5月29日説もあり)竣工
1938年水雷艇へ類別変更
1940年イタリア参戦のため戦争状態となる
1943年 9月 9日ピレエフスにて独軍が接収
同年末艦名を「TA19」と改名し独海軍艦籍に編入
1944年 6月19日イラクリオン(クレタ島)港外にて英攻撃戦闘機の爆撃を受け損傷
修理を実施
      8月 9日エーゲ海にてギリシア潜「ピピノス」の雷撃を受け沈没
カステルフィダルド[Castelfidardo]
1920年 7月20日オルランド兄弟社にて起工
1922年 6月 4日進水
1924年 3月 7日竣工
1938年水雷艇へ類別変更
1940年イタリア参戦のため戦争状態となる
1943年 9月 9日クレタ島沿岸にて独軍が鹵獲、接収
同年10月14日艦名を「TA16」と改名し独海軍艦籍に編入
1944年 5月31日イラクリオン沖にて英軍爆撃機(バルチモア他)の爆撃を受け大破
イラクリオン港内へ曳航される
      6月 2日イラクリオン港内に繋留されていたが英軍機の爆撃を受け、隣接していた商船
「ゲルトルート」[Gertrud]の爆発に巻き込まれ沈没
モンザンバーノ[Monzanbano]
1921年 1月20日オルランド兄弟社にて起工
1923年 8月 6日進水
1924年 6月 4日竣工
1938年水雷艇へ類別変更
1940年イタリア参戦のため戦争状態となる
1946年兵装改修を実施
(主砲2基減、20ミリ対空機関砲増設、魚雷発射管を53.3cm連装に換装)
1951年 4月15日退役


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