水雷艇 オーダチェ

Torpedo Boat "Audace"
Torpediniere "Audace"


イタリア王国海軍


Audace
スペックデータ
排水量:(公)1,250t ボイラー:Yarrow罐・重油専焼×3基 燃料搭載量:重油252t
全長:(全)87.6m
全幅:8.41m 主機:Brown-Curtis式直結型タービン×2基、2軸推進
吃水:2.8m
出力:22,000hp
武装:
35口径10.2cm単装砲7基、39口径40mm単装機関砲2基
45cm魚雷連装発射管2基(WW2参戦前後に魚雷発射管を撤去し
10.2cm単装砲2基および20mm単装機関砲多数を追加装備した)
最大速力:30.0kt
航続距離:15ktで2,180浬
乗員定数:118名

同型艦名(1隻)
オーダチェ[Audace]  

水雷艇オーダチェについて
 元は日本海軍がイギリスに発注した 「浦風(初代)」型駆逐艦の二番艦「江風(初代)」であるが、第一次大戦のためイタリア海軍に売却されたものである。建造途中の「江風」を買い取ったイタリア海軍は「オーダチェ」と命名し艦籍に編入、日本式だった兵装をイタリア式に変更して竣工させた。能力的には「浦風」と同じであるが、日本の駆逐艦と異なり魚雷よりも砲火力に重点が置かれているほか、燃料搭載量が増やされ航続距離が伸びている。
 1929年に駆逐艦(Cacciatorpediniere)から水雷艇(Torpediniere)へ類別変更されているが、第二次大戦参戦に前後して魚雷発射管を撤去し主砲や機関砲を増設するなど、艦種とはかけ離れた兵装構成に改修され、船団護衛などの任務に従事するようになっている。

水雷艇オーダチェの歴史
オーダチェ[Audace]
1913年10月 1日英ヤーロー社にて日駆「江風(初代)」として起工
1916年 8月 7日イタリア海軍が購入
       9月27日進水。艦名を「オーダチェ」と命名
1916年12月23日竣工。イタリアへ回航される
1929年水雷艇へ類別変更
1937年無線操縦標的艦の操艦のため遠隔操縦装置を搭載
1938年頃魚雷発射管を撤去し、10.2センチ砲を増設
1940年イタリア参戦のため戦争状態となる
1942年頃対空火器として20ミリ機関砲を多数搭載
1943年 9月13日イタリア休戦のためヴェネツィアにてドイツ軍に接収され、艦名を「TA20」と改名
1944年11月 1日パグ島(現クロアチア)近海にて英護衛駆「エイヴォン・ヴェイル」
「ホウィートランド」
と交戦沈没


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