スクアロ型 中型潜水艦

"Squalo" Class Medium Submarines
Sommergibile di Media Crociera(SM) Classe "Squalo"


イタリア王国海軍 イタリア海軍


Narvalo
Squalo
(上段)「ナルヴァロ」(改装前)/(下段)「スクアロ」(改装後)
スペックデータ(性能は改修後のもの)
排水量(水上):920t排水量(水中):1,125t全長:(全)69.8m
出力(水上):3,000hp出力(水中):1,300hp全幅:7.2m
最大速力(水上):15.0kt最大速力(水中):8.0kt吃水:5.2m
航続距離(水上):8ktで5,650浬航続距離(水中):3ktで100浬乗員数:53名
燃料搭載量:重油45t安全潜行深度:90m
主機関:Fiat式ディーゼル機関×2基+CRDA製電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷12発搭載》53.3cm魚雷発射管8門(艦首4、艦尾4)、
35口径10.2cm単装砲1基、13.2mm単装機銃2基

同型艦名(4隻)
スクアロ[Squalo]デルフィーノ[Delfino]ナルヴァロ[Narvalo]トリチェコ[Tricheco]

スクアロ型中型潜水艦について

 「バンディエラ」型と同時期に建造された中型潜水艦。能力や辿った経歴も「バンディエラ」型とほぼ相違ないが、建造所の違いからか設計に差異があるため同型艦としては扱われないが、「バンディエラ」型などと同様に水上航行時の性能向上のため、バルジ装着や艦首乾舷を高くする改装が行われている。

 第二次大戦開戦時には陳腐化していたが、当クラスは輸送任務や哨戒任務に使用され姉妹艦4隻中3隻が戦没しており、イタリア休戦時に残っていたのは「スクアロ」1隻のみだった。


スクアロ型中型潜水艦の歴史
スクアロ[Squalo]
1928年10月10日CNTモンファルコーネ(Cantieri Navali Triestini Monfalcone)にて起工
1930年 1月15日進水
      10月 6日竣工
1930年代サドルタンク及び艦首乾舷の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。哨戒任務などに従事
1942年〜第一線任務から退き、練習艦となる
1943年 9月連合軍に降伏。以降も練習艦として使用
1948年 2月 1日除籍、スクラップ
デルフィーノ[Delfino]
1928年10月27日CNTモンファルコーネにて起工
1930年 4月27日進水
1931年 6月19日竣工
1930年代サドルタンク及び艦首乾舷の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。哨戒任務などに従事
1941年 8月 1日トブルク沖にて英飛行艇の攻撃を受けるが機銃により撃墜
1942年 2月〜練習艦として使用されるようになる
      11月〜北アフリカへの輸送任務に従事
1943年 3月23日タラント沖にて曳船(水先案内船)と衝突沈没
ナルヴァロ[Narvalo]
1928年10月17日CNTモンファルコーネにて起工
1930年 3月15日進水
      12月11日竣工
1930年代サドルタンク及び艦首乾舷の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。哨戒任務などに従事
1942年 7月〜北アフリカへの輸送任務に従事
1943年 1月14日トリポリ沖にて英駆「ペケナム」、英護衛駆「ハースレイ」の攻撃を受け沈没
トリチェコ[Tricheco]
1928年11月10日CNTモンファルコーネにて起工
1930年 9月11日進水
1931年 6月23日竣工
1930年代サドルタンク及び艦首乾舷の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。哨戒任務などに従事
      10月 8日カルパトス島(ギリシア)近海にて伊潜「ジェンマ」を誤射撃沈
1942年 3月18日ブリンディシ沖にて英潜「アプホルダー」の攻撃を受け沈没


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